1. 相手を動かすにはどうすれば良いのか
その瞬間において、以下について冷静に分析すること。
①どちらがより求めていて(あるいは困っていて)
②どちらが従うべきなのか
どんな相手でも状況でも、最終的には「より求めている人の立場が下」で、「求められている人の立場が上」になる。
この状況は、場合によっては時間とともに目まぐるしく変化する。
これは単純に「どちらの意見が通りやすいか」のルールに過ぎず、いつも自分が上の立場にいる必要はないし、上の立場にいる人が偉いわけでもないし、人が幸せなわけでもない。
また、恋愛などは「愛している方が負け」と言われることもあるが、負けることで幸せを感じる場合もある。
なぜなら愛するとは喜んで負け続けることだからである。
2. コントロールすることは自分のルールと決める
考えだけでなく、小さくても行動を起こすことによってのみ現実は変わっていく。
コツは、自分自身が自分を君主として見て、振る舞うこと。したがって、コントロールするかしないかのどちらかしかない。
・コントロールなくして、面白味なし。
・ 自分がコントロールできることに集中すること。自分がコントロールできないことについて悩まないこと。
・相手のことは変えられないが、自分のことは変えられる。
少しだけコントロールするということは、あり得ない。
少しだけ金メダルとか、少しだけノーベル賞ということがあり得ないのと同じことである。