1. 決断できない原因
①将来のビジョンが明確でない
自分が何をすべきか、どう生きたいのか、どちらに進むべきかが曖昧なので迷う。
将来のビジョンを明確にし、それに照らして判断の基準を作った方がよい。
②メリットとデメリットが拮抗している
あんなに書き出したり分析したりして調べたのに、決められないときも稀にある。
そんな時は、脳の中の処理としてはどちらでもよい状態になっている。
だから、もしそれが後で方向修正できることであるなら、迷うのは時間の無駄である。
寧ろ、やらないでいることが最大のデメリットになる。
③情報が不足している可能性がある
決断する期日を決め、それまでに情報を集めるとよい。
普段からもっと勉強しておけばよかったと後悔するのはまだ早い。
なぜなら、現時点で最善の選択をするために、すべてを注ぐことができる良い機会だからである。
今まで学習してきたことをまとめた記録などを見返したりすることもよい。
2. 決断の基準にするとよいこと
①最初に思いついた方
②ワクワクする方
③より困難な方
判断に迷ったら、3秒以内で決める練習だと思って決めるとよい。
3. それでも決断できない場合
①二択で決められる方法で決めてしまう。
・コイントスの表裏の結果で決める
・靴でも下駄でも投げて表裏の結果で決める
・サイコロを振って偶数か奇数かで決める
・紙の真ん中に線を引き、鉛筆がどちら側に倒れるかで決める
②そこに自分がいない
自分のことを大切にしていますか?
自分のことを大切にしてきたのなら、将来のこととか、自分が喜ぶこととか、何となく分かりませんか?
もしかしたらその決断自体、他人にいいように無意識のうちに選択させられそうになっていませんか?
普通の人は、自分にとって本当に大切な選択をする時は、
自分にとっても、相手にとっても、より良い結果につながるように選択をします。
自分も嬉しいし、身近な人やお世話になった人にも嬉しく感じてもらえるように選択をします。
今も未来も楽しくなるように、少しでも多くの楽しみや希望が持てるように選択をします。
自分のことをもっと大切にしてください。
他人の人生を生きてはなりません。