1. 決断のスピードを上げる
決断と行動力のスピードの、両方を上げること。
行動力だけを見ていると、本来の目的に気づけない。
・チャンスを逃さないため
・時間の使い方を最大化するため
2. 計画を日にち単位で立てる
年単位など大まかなものだけではなく、日にち単位にすると良い。
人は細かい単位で考えるほど、物事が近く感じられ、通常よりも4倍早めに行動するようになるからである。
ただし、秒単位などにすると桁が増えすぎて管理しづらくなる。
また、日にち単位から週や月単位にするのは、慣れてからでよい。
手帳の使い方の参考として、自分の心理状態に合わせて、過去と未来のどちらを見るかを変えると良い。
・未来の計画を見ると、行動力・モチベーションを生み出しやすい。
・自分のやり遂げたことを見ると、満足感を高めやすい。
3. 「行動できない」を「できる」に変えるには
人は、いつもと同じ生活パターンが快適(場所、人、時間、食事)。
変化は生命の危機につながるので、行動しない選択をするのが本能的である。
①ちょっとだけ行動をする(5~10分、1時間以内程度)。
やるかやらないかを迷うのではなく、100のうち10ぐらいをとりあえずやってみること。
②今できること、やらなければならないことだけにフォーカスする。
最悪のシナリオは、あなたが死ぬこと。
自分と自分の大切な人が幸せであるためにはどうしたらよいかを考え、
一つでも、小さくてもいいから行動に移すこと。
余計なことを考えて心配したり不安になったりするほど、無駄な時間はない。
③行動活性化療法
スマホ、ノート、ペン、アラームなどを使って、1時間ごとに自分のやっていることを記録し、
気分が良かったかどうかを10点満点で採点する(マイナスの時は0にする)。
これを1~2週間続け、得点が高かった行動を増やす。