仕事への向き合い方・姿勢・心構え・スタンス

 
●仕事への向き合い方
自分の持っているお金を計算しているうちは、まだまだお金持ちではない。
(アンドリュー・カーネギー)
 
とにかく目の前の仕事を全力でやること。
そして振り向いてみたら、結果としてお金が有り余るほどあった、という状態が望ましい。
 
 
1. これからは何でも屋の時代
これからは専門バカよりも何でも屋の時代である。
様々な知識の材料を組み合わせて、より創造的で付加価値の高いものを生み出すには、
色々な分野に足を踏み入れている人の方が強い。
自分の専門分野にしか興味を持たない専門バカは、
一人の人間がいくつもの病を抱えやすい高齢社会では駄目になってくるであろう。
 
 
2. 雑用から卒業するために
すべての雑用を芸術的に仕上げること。
 
別に署名を入れているわけでもないのに、誰がこの雑用をやったのかが分かるくらいまで高めること。
そのレベルに達したのなら「こいつに雑用させておくのはもったいない」と、自然と人から思われるものである。
雑用から確実に卒業するためには、その集団において圧倒的にナンバーワンになること。
 
 
3. メタ認知を使って仕事をする
言い訳をせずに嫌でも仕事に向かうこと。
 
メタ認知とは、それにどう対処するかを考えたり、
自分にできることや、自分の能力の限界を探すためのものである。
悲観的になってしまうのは、客観的に自分をモニターすることにはならない。
 
メタ認知を、自分が行動しないことの言い訳に使うようなことがあってはならない。
自分にはこの分野の能力が足りないが、こちらの能力があるから、
これを使って足りない部分を補って目的を達成しようと考えていくことが大切である。
 
メタ認知とは、できないことと同時に、できること、得意なこと、を探すものであり、
それによって自分の得意分野に資源を集中させ、自分の得意技を使って、
より効率的に目標を達成していこうとしていかなければならない。
 
 
4. 仕事の受け方
売れ筋の仕事は断らないこと。
同じようなテーマであっても別の角度から切り口を変えて書くことによって、自分の幅がそれだけ広がっていくからだ。
そのテーマについて、いっそう深く理解できるようになるのは大きなメリットなのである。
もちろん、このご時世に声をかけてもらえること自体とてもありがたいことだから、なんとか役に立ちたいという気持ちも含まれる。
またビジネス的に言えば、例えば本を書くのであれば、書店にいっぱい本が並んでくれれば、書店の人にも世の中の人にも認証してもらえる可能性が高くなる。
より多くの人に認められる機会が持てるのだとすれば、それは自分にとってもとても嬉しいことである。