人を上手に動かす方法

 
自分の事を先にやって結果を出し、相手に質問させること。
 
人に勧めない。
やれと言わない。
周りの人間は聞いてもやらないので、言うだけ無駄である。
だから、自分の事を先に突き詰めること。
 
物事が上手になったり、良い結果が出たり、
健康になったり、痩せたり、美しくなった後に初めて、
周りの方から勝手に聞いてくるものである。
その時に、「〇〇が良い」と言うだけでよい。
 
自分からするとお節介。
相手から質問されて丁寧に答えると親切。
だから、相手から質問されることが重要である。
 
人を上手に動かす方法とは、自分が先にやって結果を出し、相手に質問させること。
「あれをやれ」、「これをやれ」というほど相手はやらないし、自分が損をするだけである。
 
 
●Iメッセージ(自分視点)で伝えるとよい。
「私は〇〇と思う」と、単に感想を言う。
Iメッセージで「〇〇と思う」、「〇〇が楽しかった」等と伝えることで、
相手は関心を持って、やりたくなる。
 
そこで「あなたもやったら」と一言付け加えた瞬間にやらなくなるし、
善意であったとしてもネガティブに聞こえたり、そう受け取られてしまう。
 
×Youメッセージ
・「〇〇した方がいいよ」
・「〇〇しなさい」
 
人は、他人に指図されたり、言われたり、コントロールされるのは、根本的に嫌いなものなのである。
他人と過去は変えられないものであるが、しかし、自分がやっていて好きなことや楽しいことをただ言うだけで、
相手は不思議とやりたくなってしまうものである。