①座りっぱなし
・脳が劣化する
歩行スピードが遅くなる。
そうすると、行動の鈍化は判断の鈍化につながる。
移動するスピードが遅いものは昔から、他の生き物にとって食われる存在である。
・ミトコンドリアの数や活動が減る
ミトコンドリアは、エネルギー生産や呼吸代謝の役目を持つ器官と言われる。
ミトコンドリアを増やすには、一般的には、
断食、寒い中で激しい運動をする、インナーマッスルを鍛えるなど、
体が追い込まれてエネルギー不足を感じるという活動をするとよいとされている。
②休日に遅くまで眠る
体内時計と実際の時計にずれが生じてしまい、元に戻すには一週間くらいかかる。
そうすると平日は時差ボケ状態でストレスや疲労を溜めることになり、
その結果、一年中時差ボケとなる。
体内時計をリセットするためには、朝に強い光を浴びること。
・毎日同じ時間に起きる
・起きたら外の光を浴びる
・辛い時には昼寝で補う
③寝る前の食事
成長ホルモンは、寝始めの3時間で大量に分泌されるが、
寝る前に食事を摂ると、血糖値が高い状態になり分泌が減ってしまう。
加えて、本来脳や身体を休めたいのに消化吸収にエネルギーを集中させてしまい、
熟睡できなくなってしまう。
食後から睡眠までは、最低2時間は空けるとよいと言われる。
また、眠る1~2時間前にはメラトニンの分泌を抑える行動(スマホやパソコン画面の光等)や、
アドレナリンの分泌を促す行動(喫煙でのニコチンによる交感神経への刺激等)は控えるとよい。
当然ながら、眠った後の3時間が良く眠れても、全体的に睡眠時間が足りていなければ、
その人にとっては睡眠不足になるので、リフレッシュできずやる気も出なくなってしまう。