①失敗を経験する
経験してほしいことの基本として、
・何でもかんでもうまくいくわけではないことを知る。
・困難があっても乗り越えられる方法を知る。
・うまくいかない時は、調べたり、質問や相談など助けを得ることができることを知る。
自分から取り組んで、なおかつうまくいくという経験をすることが大切である。
ただし、手助けしすぎると心の鍛錬を妨げてしまう。
②言葉で表現できるようにする
言葉にできることは、現状を分析できるということである。
また、ストレス発散能力、自己洞察能力を高める。
そのためには自分で読み取り、聞き取り、操れる言葉が必要になる。
子供の読解力を高める一例として、
・読み聞かせ
・読書の感想を言う、書く
慣れないうちはこちらからインタビューしてあげるとよい。
③自分で決断させる
自分で決めていい、やってよいと自分に許可できることを増やすことが大切である。
その反対に、やってはいけないこと、周囲とのルールなども理解する。
また、自分と自分以外の関係性、自分の立ち位置、目的までの道筋などを理解する。
例えば、小さなことからでよいので、
・答えや良し悪しを判断させる。
・自分の意見を大切にさせる。
・自分をしっかり持たせる。
・自分のやること、やりたいことをやり遂げさせる。
そして、答えをすぐに教えない(過保護にしない)ことである。
失敗した後、うまくいかなかった後にどうしたらよいかの支えとなること。
子供は素直で正直であり、楽しく一生懸命生きており、
誰も思いつかない驚くべき発想をしたり、想定外の行動をよく巻き起こすこともあれば、
時に頼もしい存在ともなり、自分や大人たちを映し出す鏡となる存在である、
ということを、いつも心に留めて暖かく接していくべきである。