今自分が辛いからといって、不機嫌になって周りの雰囲気を悪くしたり、
周りを巻き込むほど横暴に振る舞ってもいいという理由にはならない。
その人が今辛いのも頑張っているのも、周りの人は分かるし知っている。
皆同じように、それぞれの環境で似たようなことを経験済みなのだ。
時には自分で捌ける力を伸ばせたり、新しい解決策を見つけ出したりするが、
多くの場合は色々ある中で、歯を食いしばってなんとか乗り切っているのだ。
だからせめて、自分の機嫌くらいは自分でとれ、ということである。
①不機嫌な人への対処法
気を遣い過ぎないこと。
その人の機嫌を取るのは、その人自身がやるべきことである。
あなたがやらなければならないことではない。
もしその相手が親しい人や大切な人で、あなたに余裕がある時ならば、
優しい言葉をかけたり、その場で何かできることをしてあげるのもよいが、
特に親しくもないのであれば、必要以上に気を遣わない事である。
しかし、自分で自分の機嫌を取ることは、他人にとっても自分にとっても、
慣れていなければ難しいことだし、今まで経験したことがないような出来事が起こったら、
誰だって不機嫌に陥ってしまう可能性があるものなのだ。
現実的にも、相手が不機嫌になったから「はいそれまで」というわけにもいかないし、
そのように一方的に決めつけていては、自分自身の人格や度量も育めないのだ。
物事には限度があるが、それらの点については心に留めておかなければならない。
②自分自身にできること
・適度に運動する
・睡眠時間を多くとる
・欲しいものを買う
・おいしいもの、好きなものを食べる
・自分の好きなことや遊びを楽しむ
・リフレッシュ、リラックスできることをする(マッサージやエステなど)
・好きな場所、気持ちが落ち着ける場所に行く
世の中にはなぜか、自分を大切に扱ったり、幸せになることに遠慮をする人がいるが、
こと自分自身の機嫌を取る事は、遠慮したり、サボったりしてはならない。
自分の機嫌が良ければ世の中の見方も変わってくるし、人生も良くなるものなのだ。
だから、たまにはやりかった事を全力で楽しんだり、贅沢したり、幸せに過ごしてよいのだ。
そう自分自身に許可を出し、自分の機嫌を自分で取れるようになることが大切なのである。