人生を変える方法

 
1. 環境を変える
2. 目標を変える
3. 自分の気持ちを変える
4. 自分の行動を変える
 
 
1. 環境を変える
①会う人を変える
価値観、考え方が似ている人が周りに多いこと。
そして、その中での生活水準で大体が決まってしまう。
だから、新しい環境で違う刺激を受けると変化のきっかけになる。
 
 
②住む場所を変える
成長のステージなどに応じて住む場所を変える。
郊外と都心では刺激が違う。
 
今の時点で住む場所を変えるのが難しそうなら、とりあえず現在の自分の部屋の、
持ち物を整理する、いらないものを捨てる、などをしてみるのもよい。
それも無理なら床に物を置かない、指定の場所に物をしまう、などということから始める。
これらは、意思決定力を鍛える訓練にもなるからだ。
 
 
③仕事を変える
「時間の使い方を変える」と、ほぼイコールである。
 
例えばビジネスに限定すれば、「稼げるようになるには」ということ。
ビジネスで成功したいことが現在の一番の目標であれば、
ビジネスを最優先にするために、生活を最適化する。
 
極端な例だが、優先順位が
 
 (1)食事
 (2)睡眠
 (3)テレビ
 (4)ビジネス
 
ではダメである。
(1), (2)は生きていく上で必要なことなので、最低限の線引きは必要だが、
普通に健康であって、特に不摂生や不眠症などの症状に悩まされていないのであれば、
(1)がビジネスになる必要がある。
 
 
 
2. 目標を変える
①高い目標を設定し、それを下げないこと
いつもと同じようなことばかりしているから変化が少ないだけで、
少しずつ自分が快適に過ごしている領域から外に出てみること。
 
 
②やりたい事を書き出し、実行する(✕やるべきこと)
頭の中で考えていることや願望を言葉にしてみる。
それができたら、その言葉を実際に行動に移せるかたちに書き変えて実行する。
 
 
③毎日何か一つ自己ベストを更新する
今の状態を書き留め、明日は少しだけ改善することから始めてみるとよい。
今よりも改善したいことに踏み込むことは、人生を変化させることにつながっていく。
また、現状を知ることは今の自分の限界を知ることでもあるので、
自己ベストを割り出すことも更新することもやりやすくする。
 
 
 
3. 自分の気持ちを変える
①自分の機嫌は自分で取る
自分の機嫌を自分で取って、楽しくしていること。
相手の機嫌は相手の都合であるので、無理に合わせたり気にし過ぎないたりしないこと。
自分の機嫌も取れないような人にろくな奴はいない。
 
また、人の心が軽くなる、明るくなることをすること。
健康な体には栄養、頭が良くなるには偏りのない知識が必要なのと同じように、
少し古臭い言い方かもしれないが、
心に対しても「徳を積む」とか「魂を磨く」ということである。
 
 
②自分の人生は自分のものであると知ること。
自分の人生を生きること。
誰かのために生きてはいけない。
 
 ・責任転嫁しないこと。
 ・依存しないこと。
 ・他人や偶然に期待し過ぎないこと。
 ・理性的に物事を見ること(✕感情)。
 
 
③内省して前向きになる
起きた出来事とその時の自分自身について、客観的に振り返るとよい。
自ら気付きを得ることが目的であり、自己批判や自己否定などの反省の意味ではない。
そして、困ったことや心配事にばかりに目を向けないこと。
心配事は自分の頭の中で勝手に作り出されたものであり、
困ったことと、それを解決する方法について学んでいるのが人生なのである。
 
また、自己憐憫しないこと。
憐憫とは、かわいそうに思うこと。あわれむこと。
そのことから、自分で自分をかわいそうだと思うことである。
そこに時間を割いてばかりだと、自信も希望も感謝もなくなり、周りが見えなくなっていく。
 
自分を振り返り、今日起きたこと、起こした行動について冷静に振り返り、
 
 ・良かったこと
 ・悪かったこと
 ・次に取れる行動
 
に切り分けて考えて、明日への活力にするとよいだろう。
自分を振り返り、前向きな生き方にしていく習慣を持つのは大切なことである。
 
 
 
4. 自分の行動を変える
①今やる事に全力を出し切る
それにかける全力とはどのようなものだろうか。
どのような条件や準備があれば全力を出しやすくなるのか。
自分の全力はどのくらいの時間、持続できるのだろうか。
今の全力を当たり前の実力にとして使いこなせるようにし、
次の時はもう一段高い全力を引き出せないだろうか。
 
全力にも捉え方を変えて見ると、実はいつもコントロールできそうな事もある。
また、絶対に良くなると思い込む、自分はこの先上がるしかないと思うことも、
思い込みの力として本来の自分の力を発揮するために作用する事だろう。
 
 
②本を読む
100冊でものの見方が変わりだす。
500冊以上で人生が変わりだす。
 
など、先人や現代の成功者は読書の効果について様々な効果を言っている。
嘘だと思うなら、そのようなことを言っている文章に出くわすまで読んでみたらよい。
まあ斜に構えてばかりだから、いつも通りの変わらぬ人生なわけなのだが。
 
 
③どんなことでもいいからお金を稼ぐ、働く
「どんなことでも」とは、普通に働いてお金を稼ぐという範囲でのものである。
とりあえずあなたが持っているスキルや経験でやれることで稼ぐということだ。
 
仮にあなたが経営者で挫折を味わっていたとして、
それ以外で再起するのはダメだと言っているわけではない。
新たな能力を身に付けろとか、新たな分野に挑戦しろと言っているのでもない。
家に籠って腐っているなら、バイトでも、日雇いでも、クラウドワークでも良いのである。
 
精神的、金銭的に落ち着いたり余裕ができると、物事の見方も変わってくるものなのだ。
心が壊れてしまったら、元の状態に近づくまでには膨大な時間がかかると言われる。
だから、お金で済むならお金で済ませた方がよいこともあるのだ。
お金を稼ぐことで手っ取り早く心に余裕ができるのならその方がよいし、
前向きに生きるチャンスだって、より早く回ってくるのだ。
 
ただし、人の道から外れないことが先。
軌道修正はその後からでも遅くない。
法律に触れないこと、時給労働でないこと、誰かの役に立つこと。
違法行為で稼いでもいいと言う意味ではまったくないのである。
 
また、「どんなことでも」は、その後一生続けなければならないわけではないので、
自分ができることで一時的にとか、短期間のうちに収入を手にできるものでよいだろう。
ブログ等の広告収入系で収入を得るのは時間がかかりすぎるので向かないが、
やりたいのであれば、一先ずは、二の手三の手の候補として並行しておけばよい。
 
そして、お金を無駄に使わずに、貯める行動をとること。
貯め方だって、銀行、郵便局、投資信託、国債など、いろいろな運用方法がある。
それらを駆使して、予測できるイベントの直近の一つだけでも準備できているとよい。