基本的には次の「1.」の項目が王道であり、土台となるものであり、
これらを継続していけば、タイトルに記している内容は多くの場合において、
ほぼ間違いなく達成することができる。
1. 普段の生活から個人でできること
①最低7時間、辛い時は8時間以上の睡眠時間をとる
②起床後に太陽の光をあびる
③週2-3回以上の運動(散歩でもよい)もしくは筋トレ
④食生活を整え、適正体重を保つ
⑤自分が心から楽しんで没頭できる時間を作る
⑥家族や親しい人話したり触れ合ったりしてリラックスする時間を過ごす
これらの事は別に医師やカウンセラーでなくとも、
一般の人としての経験からでも記せることである。
しかし、不眠やメンタル疾患やストレス過剰の状態に陥ると、
どういうわけかこういった基本的なことが見えなくなってしまう。
健康的な生活習慣を維持する事こそが最高の自己投資であり、
①~④は特に、生活習慣やメンタル状態の予防や改善につながる。
睡眠で自律神経とホルモンバランスを整えて、運動で強い体と精神を作り、
健全な食生活で健康を保つことで、自律神経とホルモンバランスが整って、
気分も良くなるし、精神も体型もスッキリして、自信や自尊心を高まるからである。
これらのことはほぼ確実に他の自己投資よりも、結果でも費用対効果でも勝るので、
普段から積み重ねることであり、他の事は後回しにしてでも死守すべきことであり、
メンタルが不安定になりそうなときほど確実に実行しておくべきことでもある。
その他、今回は特に⑥が睡眠の質を上げるということについて記そうと思う。
2. リラックスと睡眠とオキシトシンの関係
①家族との交流を持ち、リラックスして過ごす
オキシトシンはつながりのホルモン、愛のホルモンと呼ばれ、
オキシトシンが分泌されると睡眠に入りやすくなるそうだ。
リラックス効果が高く心を安らげ、眼神経を副交感神経に切り替える働きがあり、
興奮、イライラ、不安を抑える信号を出す。
家族と話したり、子供と遊んだり、夫婦での会話やスキンシップ、赤ちゃんを抱っこする、
友達とカフェでおしゃべりをして楽しく感じている時などに分泌する。
寝る前の習慣としては家族との交流を持ち、リラックスして過ごすと良い。
②オキシトシン不足による寿命を縮める三大悪習慣
(1)睡眠不足
(2)孤独
(3)運動不足
これらの対処のために、自分のできる範囲で何らかのつながりを作っていくとよい。
その多くはセロトニン不足が原因であり、そもそも次のような状態は良くない。
・人間関係がネガティブ
・人と会っても楽しくない
・友達はいらない
まず健康、次に人とのつながり、それがあって成功、お金等を求めていくのがよい。
3. その他
●不眠で悩んだ時は
不眠症には4タイプある
①入眠障害=寝つきが悪い
②中途覚醒=何度も目覚める
③早朝覚醒=早朝に目覚める
④熟眠障害=休養感が得られない
対策として、
①スマホは眠る1時間からは触らない
②スマホは布団から手の届く範囲や寝室の中に置かない
③夜はそもそも灯りを弱くしておき、眠る時は部屋の電気は真っ暗にして眠る
睡眠が改善されることでそもそもの活動量が上がり、
脂肪肝などの状態も改善されていくことが分かってきている。