「自分がされたら、自分の大切な人がされたら嫌だと感じることを、
他人にしない。」ということを基準に他人と接するとよい。
また、雑に扱っていい相手など本来は唯の一人も存在することはなく、
そのすべてが誰かに大切にされており、これからもそうなるのが望ましいと考える。
失敗は笑わない。
乱暴に扱わない。
容姿や趣味嗜好をバカにしない。
故意に嘘をつかない。
奪わない。
騙さない。
利用しない。
見下さない。
とはいうものの、これから出会うすべての人と仲良くできるとは限らないし、
残念ながら仲良くする必要を感じない人と出会ってしまうこともあるだろう。
しかしやはり、その相手を好きか嫌いかに関わらず、故意に他人を傷つけるべきではない。
親しすぎたり身近な関係すぎると、うまくイメージできなかったり、
うっかりやってしまっていたかも、といった場合もあるかもしれない。
せっかくこうして、思いやりについてあらためて考えたり読んだりする機会を得たのだから、
これを機に、相手を思いやる気持ちもほんの少しくらいは心の片隅に置き、
相手の良い面に気付き、相手に関心を持ち、余裕があれば相手の関心事に関心を持ち、
認めたり、見習ったり、褒めたり、スゴイことにはスゴイと感じたり伝えたりするべきである。