感想・書評の書き方 メモ

 
「自分がその本からどんな気づきを得たのか」を書くこと。
自分がそれを書く意味は何なのか、ということが、
自分だけのもの、独創性や個性といったものになる。
重要な箇所を抜き書きしたり、あらすじなどで内容をなぞるだけのものは、
誰が書いても同じである。
 
気づきがあるからそれをもとに行動が変わる。
そして、その行動が継続すると習慣になってゆく。
 
もちろんそのようになれば最高の読書ということになるが、
行動を変えるためには気づきが必要であり、そこが出発点なのである。
だから、本を読んだ結果、何に気づいたのかということを書くと良く、
また、その気づきが他人にとっては参考になることも多いのである。
 
さらに言えば、他の人がその本を読んで自分と同じような気づきがあるとは限らないし、
その反対に、他の人の気づきが自分にとっては大きな学びに繋がることもある。
 
自分がその本から何に気づいたのかということを自問自答しながら文章を書くと、
自己成長としても進歩するし、読んだ内容も忘れずに定着することに繋がるのである。