①インプット、アウトプット、フィードバックを繰り返す
・インプット
何かを学んだり、本を読んだり、人の話を聞くこと。
・アウトプット
話す、書く、行動する。
例えば本を読んだら、その感想を書いたり人に話す。
あるいは、実践として、実際に行動に起こす。
・フィードバック
自分の行ったアウトプットについて、うまくいったかどうかを省みて、
上手くいかなかった点は何か、上手くいくためには何をしたら良いかなど、
必要なことを明らかにして、修正すれば次は上手くいく、ということを振り返る。
②インプットとアウトプットの比率を調整する
通常はインプット3、アウトプット7程度が良いが、この比率が逆になっている人が多い。
だから、例えば勉強なら、一生懸命に勉強してもアウトプットが足りておらず、
インプットばかりが過剰になり、学習のサイクルがうまく回っていないということになる。
試験の問題を解くにも、人からの要求に応えることにも、
商品の販売や紹介・宣伝をするにも、アウトプットが重要である。
これを繰り返して、技術や能力を自分に身に付けて使えるようにして、
その身に付けたものを、質・量とも社会など広く通用できるものにしていく、
といったところまでたどり着くことが本分のはずである。
③フィードバックをする
失敗した時になぜ失敗したのかを分析し、上手くいかなかった原因を明らかにして、
次の時には失敗しないように修正していけばよい。
簡単なところで言えば、これまでの行動を振り返って見た後、
・どういう準備をしておくのか
・どういう能力を磨くのか
ということを対策しておくまでがフィードバックということである。
何もしなければ同じことの繰り返しであるが、
フィードバックをする限り同じ失敗をするのは原則的にはありえない。
失敗したって別に構わないし、誰も気にしないし、直ちに人生が終わるわけでもないので、
自分自身の行動や考え方を深く観察し、なぜそうなったのかという原因を振り返り、
改善しながら日々やっていくということが、自分の成長のためには不可欠である。