手段へのこだわり、変なこだわりは捨てて、
本来の目的や目標の達成のために最適な手段を選ぶこと。
目的なり目標なりを達成することの方が重要なはずなので、
早く達成したいなら尚更である。
達成に向かって頑張ること自体が主になってはならない。
変なこだわりは非効率のもととなる。
仕事でも勉強でも、多くのことは既に「うまくいくやり方」が出回っているので、
その通りに素直に実行すれば、大体のことは成功することができるはずである。
自分の作品ややりたいことに向き合う時は、もちろんこだわりは合ってよい。
しかし、完成のために必要な要素を満たした後にすることだ。
なぜなら、先にこだわりが出てしまうと、段取りに大きく影響してしまうからだ。
こだわりが出てしまったがために手順や期間などの段取りが狂うようなら、
他のところで応用が利くはずがないもないのだ。
仕事や依頼の対応などの時がまさにそうで、
相手の要望を満たしていることと、納期に間に合っていることが前提である。
特にこういう場合は、最短距離で必要な事だけを仕上げる必要があるからだ。
まずさっさと終わらせる段取りと実行力を身に付ける。
慣れないうちは、教わったり学んだりしたとおりにやって終わらせる。
この経験がまず先であり、自分なりの考えやこだわりはその後でよいのである。