毎日を元気に楽しく過ごしたいなら、次の2つくらいはやった方がよいだろう。
①朝起きて散歩程度の運動をする
②趣味などの楽しみや、何か没頭できるものを持つ
疲れやすい、疲れが取れない状態は、全身倦怠感や易(い)疲労感と言われ、
うつ病などのメンタル疾患の早期または前段階の症状や兆候かつ、
既に治療中の人であれば、まだ十分に治っていない状態とも言われる。
※初期に見られる症状は一番最後に改善する症状でもある。
易疲労感はうつ病の診断基準に含まれ、例えば易疲労感を知っていれば、
「午後のある時間帯は決まって疲れやすい」などという不自然な状況が、
易疲労感なのか薬の副作用なのか、という判断もつきやすくなるそうである。
また、脳疲労の状態でも、疲れやすさや倦怠感はかなり初期から出るており、
多くの人はこれがうつの症状だと気づかず、知らないうちに進行してしまうこともある。
疲れやすさとメンタル疾患の繋がりは、見逃されやすい症状の一つでもあるそうだ。
もし自分は医者にも掛かっていないし、ある程度動けるというようなら、
朝に日光を浴びながら散歩をして、生活リズムや睡眠の時間と質を整えていくとよい。
朝の散歩はセロトニンの活性化を促し、うつ病全般に効果があると期待されるからだ。
具合が悪くて睡眠も取れずに寝転がって、調子の悪い所にさらに目がいって、
悪いことばかりどんどん考えてしまい、余計に調子が悪くなる、という前に、
趣味、遊びなどの自分の楽しみや、何か没頭できるものを持っておくことである。
気が滅入った時や不調を感じ始めた段階で、早めに気持ちを切り替え、
1日の中で嫌なことを考えない時間を、5分でも10分でも増やしていくとよい。
その蓄積が24時間まで増えれば(睡眠時間もあるので実際そこまでは増えないが)、
ほぼ間違いなくメンタル不調でなく、元気に活動している時間を過ごしていると言える。
何かに没入することで辛い気持ちを忘れるという方法は、知っておいて損はないだろう。