猫と音楽とインターネット

 

 

 この動画は、猫がミルクを飲みながら出す声をもとにして、インターネットで誰かが参加しながら楽器が重なっていき、やがて一つの曲になっていったというもののようです。
 
 楽曲にはたった1フレーズの猫の声だけをループさせており、主題といえば主題なのでしょうが、その他の提示部や展開部といったなども特にないように思えます。
 もしかしたら楽曲分析能力のズバ抜けた方ならば何かを見出すのかもしれませんが、個人的には単純に面白い企画であり猫もなんとなく愛らしく感じました。
 
 それから、きっと最初は特に何かを意図していたわけではなかっただろうに、昨今様々な投稿や動画などが見かけるにつけ、今回このようなかたちの表現になったのを見て、やはりネットや音楽の力というものは時折もの凄い力を生み出すものだなあと、あらためて感じました。
 
 曲をよくよく聞いていると、どんなにパートが重なっていっても、猫がミルクを飲む声はわずかにずーっと聞こえています。細かいところまで作っていますね。
 動画の終わりの方では、「最終的にネコ関係ないじゃん」というノリになっているようにもみえますが…。
 
 ともあれ、楽曲のできた経緯や参加者同士が知り合いか全くの他人かなどの関係は詳しく知りませんが、なんだかよく分からないけどもの凄いインパクトの強いものを見た、ということでの投稿でした。
 
 この投稿に関連して調べてみたところ、別バージョンもあるようです。この記事で引用している方が別バージョンなのかもしれませんが。
 また、音楽著作権の登録情報などは、日本では現在のところ特に見当たらないようですが、もし今後状況が変わったり、実は筆者が知らないだけだったという場合はすぐに削除しますので悪しからず。