個人差はあるが、行き先の国の環境に浸って一定時間やらないとできるようにはならないので、英語漬けになる環境をどうやって作るかが大切である。
最も良いのは「海外に住むこと」で、それならどこに行っても何をしていても、ほぼ24時間英語漬けになるためである。
海外に住むと、その国の言語を使えなかったら生活が出来ないので、英語圏で言うなら、生活しながらその度ごとに英語を覚えていくという形になる。
日本にいながら英語習得を目指すということであれば、インターネットや衛星放送などで海外のテレビをつけて年中聴いているのが一番簡単である。
というように、なるべく行きたい先の国の生活に近いようなことをしておくとよい。
コミュニケーションという側面もあるので、できればこちらから発信することもしておきたいが、もし出来なければ少なくともテレビをつけて聴いておくことと、TwitterなどSNSで英語で発信したり外国の方々とやり取りしてみるなど、趣味のような段階から始めていくのがよいだろう。
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●参考
髙橋洋一チャンネル
422回 英語が出来るようになる方法を伝授
今の時代の若い世代の方々がどのような言語習得方法をしているのか、どのようなツールを使っているのかは詳しく分かりませんが、上記の参考動画では筆者がした経験とかなり近いものでした。
筆者の場合は音楽の面で渡米していたので、音楽の事をやっている間は用語や記号などが共通しているので、それほど困らなかったのですが、いざ音楽の時間が終わると、さっぱりちんぷんかんぷんの言語の世界になってしまっていたことをよく覚えています(それでも友人たちには良くしてもらったので大変助かりました)。
日本国内だと習得できることには限りがあるでしょうし、加えて筆者は先天的な多言語話者ではなかったため、やはり24時間その国の言語や文化にどっぷり浸かって習得してしまうのが最も早い道なのではないかと思えます。
当時は、残念ながらというか幸いというか、DeepLなどの高度なツールは世に出ていなかったため、もちろん力ずくの自力で頑張っており、周りに人がいない間は年中テレビをつけてずっと英語を聞いていたり、そこの家に置いてある子供向けの絵本から触れてみたりするなど、できるだけ英語漬けになるように自分からそうしていました。
もちろん日本語での息抜きも必要かもしれませんが、日本語でどっぷりネットサーフィンや動画漬けをするなどは、その国の言葉に慣れてくるまでの間は出来るだけ避けた方が、せっかくの機会をより活かせるのではないかと思います。
他国の言語への浸かり方は人それぞれあると思いますので、ある程度のおススメのやり方や合理的な手法を知ったら、より楽しくできるやり方を模索していきながら色々やったらよろしいかと思います。
メモ本文では省略していますが、参考の中で解説されている、男性が女性からその国の言語を習ったばっかりに女性言葉になってしまったという件は、筆者にも少なからず当てはまる部分があったため、楽しい思い出を振り返りつつ共感できました。