メンタルの強い人は、普通の人とは少し違う考え方を持っていると言われています。
メンタルが強い人も弱い人も人それぞれいると思いますが、多くの人はその間に位置していることでしょう。
ほとんどの場合、メンタルを強くしようと思っていて、ある日突然そうなって万事うまくいく、ということはありません。
筋トレや 、何かの練習の一環と同じことだと考えて、毎日少しずつ積み重ねていくことで、自分自身が変わってきていることを実感することが大切です。
そうすることでストレスに強くなったり、自信ややる気が出たり、人の目を気にしなくなったりして自分らしさが出てくるようになれば、少しずつ良い方向へと改善していくことでしょう。
①自分で自分のことを評価する
他人の評価を中心に生きていると、自分の軸がなくなっていき、自分の人生に対する主導権がどんどん弱くなっていきます。
誰でも自分の人生は自分のものなのですから、自分の事をしっかり評価できるに越したことはありません。
自分の軸で生き、自分が納得できるように生きていく。
そして、「今の自分で大丈夫」、「昨日より良くなっている」と考えることで、他人の評価は段々と気にならなくなっていくでしょう。
他人の評価よりも、自分のことを誤魔化して生きたり、インチキをして本来自分のすべきことを適当に捌いてしまう方が良くないことだと考えると、やはり自分で自分の評価をした方がよいです。
良いことをしたのであれば、自分の基準で物事を考えて適切に評価し、悪いことをしているのでないのなら、胸を張って堂々と生きていくべきです。
②強気の言葉を使う
「よしやるぞ」、「さっさと終わらせるぞ」、「絶対できるぞ」というような言葉を使うほど脳もそのように働き出し、メンタルは強くなっていくことでしょう。
その反対に、「やだなぁ」、「めんどくさい」、「疲れた」とばかり言っていると、段々と塞ぎ込んでいってしまうでしょう。
最初はなかなか難しいと思いますが、アスリートや格闘家が強気な言葉を使っているように、自分でも取り入れられそうなものを真似してみるところから始めてみるとよいでしょう。
ただ、故意に傍若無人に振る舞ったり、他人を力でねじ伏せてもう構わない、というような意味で強気の言葉を使うというのは良くありません。
③誰の人生にも辛いことはあるのだと知る
誰でも失敗や挫折、失恋や大切な人の不幸などを乗り越えて生きているものです。
そうしたことを知って全体的に視野を広げて見ることによって、自分自身の悩みも小さくなっていくことでしょう。
最初はほんの小さなことで良いので考えてみて、今よりも周りの人や世の中のことを知ったり自分のことを振り返ってみて、「自分はまだまだいけるぞ」と思うことが大切です。
「自分だけが苦しい思いをしている」とばかり考えて、自分の中でストレスを増幅させていくということは良くありません。