やる気が出ない、気が乗らない時にはどうしたらよいか メモ

 
 何かをしたいのにやる気が出ない時は、無理してやらないことである。
 もちろん、仕事の締め切りや納期がある時や、病院やイベントなど予約が必要で日程が決まっていることなどは、やる気の有無に関わらずやった方がよい。
 しかし、自分の部屋の片付けやちょっとした買い物など、今日やらなくても構わないものは無理してやらず、やる気がある時にやればよいということである。
 
 誰でも、集中力を自在に操るのが難しいのと同じように、やる気もまた操るのが難しいのだ。
 仕事などで他人にも影響を与えることや、好きすぎて他人に止められてもやってしまうようなことでないのなら、気が乗らないのにわざわざ無理してやろうとすると、かえって疲れてしまうのである。
 
 それでも週に何度かはやる気が出ているタイミングがあるだろうから、その時にうまく対処できるよう準備しておくとよいだろう。
 
 ①やることリストに書き留めておく
 ②朝一番で取り掛かる
 ③気分転換した後に取り掛かる
 
 特に②は、朝起きてスッキリした状態かつ頭の中に余計な考えがない時間帯が多いので、やる気の有無に関わらず作業できることも多い。
 その時を狙って、今すぐ必要、今日必要、今日やらないと他人に迷惑がかかってしまうことをさっさとやってしまった方がよい。
 また、いざやる気になった時にすぐに対応できるように、手順だけでも書き留めておくと後が楽になる。
 
 というように、基本的には自分の今できることをできる範囲でやっていくのがよいだろう。
 或いは、全部で10必要なうちの2ぐらいしかできないようなら、そこまでにとどめておけばよい。
 これを7とか8ぐらいまでやらないとダメと思っているので、気持ちが下がって無気力になってしまうのだ。
 
 特に頑張らなくてもいいようなことは無理してやらずに、今日やるべきことにのみ集中して、後はさっさと切り上げて今晩はよく眠り、明日に備えた方がよいだろう。