①一人の時間を持つ
ただ一人でボーっとする時間を作る。
それも、家の椅子でも、カフェでも、自分の好きな場所の景色を見ながらでもよい。
この時間が必要なのは、今の自分に必要なものが心に浮かんでくる時を感じるためである。
人生を向上させる知恵や閃きは、一人でボーっと考えている時に出てくるもので、今の自分に必要なものが浮かんでくればそれが何なのかよりハッキリ分かってくるし、それを解決するための知恵も浮かんでくる。
こうしたことをきっかけとして次のステップへと繋げてゆくのである。
②ToDoリストを活用する
忙しさとは、実のところはそう思う心があるだけであり、実際にやるべきことに押し潰されているからかというと、必ずしもそうではない。
何かをしている最中にも「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と感じている心の状態が忙しさの正体なのである。
この状態は心理学ではモンキーマインドと呼ばれ、あれもこれも考えて集中力が分散することで、やるべき作業が遅くなり、疲れて、やる気がなくなり、ストレスも溜まりやすくなってしまうというものである。
また、中には「一度注意が削がれると、集中を元に戻すには23分かかる」という研究結果もある。
そして、これを避けるためにToDoリストを活用する、ということである。
今やるべきことをToDoリストとして紙に書き出せば、一旦は頭も心もスッキリできる。
その後にやるべき順番を決めて一つ一つ取り掛かっていけば、作業に没頭できる時間もできるし、生産性も上がるし、小さな達成感を積み重ねることができるので、頭や心への負担も今までよりは軽くなり、少しでも前向きな気持ちになれるだろう。
また、やるべきことばかりでなく、やりたいことや遊びの予定もしっかりと書き出す。
特に寝る前などに書き出してスッキリしておけば、寝つきも良くなるだろう。