自分を大切に扱うことの大切さ

 
 自分を粗末に扱う人と関係を維持する義務はありません。
 無条件の忠誠に値する指導者、友人、親戚はいません。
 過去に助けたからといって、現在に危害を加えてよい訳がありません。
 
 もし彼らがあなたに悪影響をもたらす人であるなら、あなたの人生の中でそばに居させてよい人ではありません。
 
 
 アダム・グラント(米 心理学者)
 
You're not obligated to maintain a relationship with anyone who treats you poorly.
No mentor, friend, or relative deserves unconditional loyalty.
Past help is not an excuse for present harm.
 
If they're having a negative impact on you, you don’t have to keep them in your life.
 
 
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 「私のことを大切に扱ってくれない人とは距離を置く」という考えは、恐らくどこの国でも共通であろう。
 また、あなたに余程の原因でもない限り、あなたの良さを分かろうとしない人に対しても、わざわざこちらから好かれようしないことだ。
 それらは、時間の無駄である。
 
 あなたに敬意を払わなかったり、過度に不安にさせたり期待を押し付けてくるような人などのために、自分の生き方を変えたり大切なものや時間を差し出す必要は一切ないのだ。
 距離を置きたい相手本人に対しても、離れることのお伺いを立てるような馬鹿な真似は決してしてはならない。
 残念ながらこの世には、お人好しの一面をわずかにでも見せてはならない人が存在するのである。
 
 それよりも、自分自身や身近な人、ずっと大切に思っていたことややりたかったことなどに、もっと目を向けて取り組んでいかなければならないことがあるはずだ。
 自分にとって大切な物事の優先順位を間違えていたと気づいたら、直ちに変更すべぎなのだ。