後悔のない決断の仕方 メモ

 
 人生の中で決断に迷うことは多い。
 決断することが苦手だと、A案かB案かで迷ってどちらかを選んだ結果、その選択を間違えて失敗することもある。
 また、今は決断ができないからといって先送りをしてしまい、後になってより大変な状況に陥ったりする。
 
 結論から言うと、上手に決断する方法とは、「自分の心の声に従う」ということである。
 自分の心の声を聞いて、「自分は本当はこう思っている」というのがあるはずだ。
 それが色々な雑念、世間体、他人の意見、利害関係などで覆い隠されてしまい、結論が歪んでしまったり、自分を脇においてまで「親や友人はどう思っているのか」と考えてしまうのだ。
 
 自分の本当の気持ちを理解せずにそれと異なる決断をすると、必ず後悔するものだ。
 自分の心の声に従って決断をすれば、その結果失敗したとしてもそれほど後悔はなく、むしろ自分が本当にやりたかったことをできたので、受容することができるのだ。
 
 だから、自分の心の声を聞いて判断していくことは、後悔のない人生を歩んでいくかれることに繋がるのだが、そのためにはどうしていったらよいだろうか。
 
 
 
①「でも」は雑念と考える
 多くの人は何かを決断をする時に、「自分は○○をしたい。でも✕✕したらどうしよう。」と、必ずと言っていいほど「でも」が付いてしまう。
 「起業したい。でも失敗が怖い。」とか、「部活を最後までやって引退したい。でも受験勉強を始めたい。」というように迷ってしまう。
 「何かをしたい」という気持ちはあっても、それに対立するマイナスの理由が浮かんでしまう。
 
 このように、文脈として捉えればやりたいことは決まっているのに、雑念があって決められなったり、打算や利得を考えてしまうことで、本来の思いから惑わされてしまうのだ。
 それは誰にでもあることなのだが、だからこそ、「でも」は雑念であると考え、切り離して受け止めた方が良いのだ。
 
 誰だって、「心の声に従えば後悔が最も少ない」ということは分かっているはずだ。
 「でも」に従えば、後になって後悔したり残念な気持ちになる可能性は高くなるのだ。
 今気づくべきは、自分の本来の心の声というものは、「でも」の前に既に現れているということである。
 
 
 
②ワクワクする方を選ぶ
 「決断に迷ったら、AとBのどちらかワクワクする方を選ぶとよい」というのは広く知られていることだが、その信憑性はかなり高いと言えるだろう。
 なぜなら、ワクワクした時には脳の中でドーパミンが分泌しているからである。
 ドーパミンは能力や記憶力を高める物質であり、人間のパフォーマンスを高める学習物質でもあるので、ワクワクする方を選んだ方がそもそも上手くいきやすいのだ。
 
 もし、「でも」の方を嫌々選ぶと、コルチゾールというストレスホルモンが分泌され、やる気をなくしたり、記憶力を低下させる。
 単純な例を挙げれば、ワクワクする方を選べばパフォーマンスが倍になり、嫌々選んだ方は半分になるとすれば、「ワクワクすることを前向きにやる人」と「嫌なことを嫌々やる人」とではパフォーマンスは4倍違うことになる。
 「でも」の方を選んで結果が上手く出ずに結局失敗となってしまうのなら、ワクワクすることに全力で集中した方がよい。
 
 もし、どちらがワクワクするか分からない時は、それらの良い面と悪い面について書き出してみることである。
 どうせ頭の中だけで考えると堂々巡りをしたり、途中で分からなくなって投げ出してしまうものなのだから、A案とB案それぞれのメリットとデメリットを書き出してみるのだ。
 人間の頭の中では同時に3つぐらいのことしか考えられないのだから、どちらの方が良いかを考え付くだけ書き出してみて、実際どちらの方が得なのかを冷静になってよく考えた方が、その時点でより明確な結論に辿り着けるのである。
 
 
 
③未来の自分を信じる
 「もし失敗したらどうしよう」という気持ちを何とかするには、「失敗しないためにはどうしたらよいか」ということを書き出したり考えたりして理解し、失敗しないように一生懸命やり、上手くいくまで実際の行動をとっていけば良いだけである。
 それ以外の方法はないだろうし、「決断してやり切る」ことこそ成功するための法則だと言える。
 決断もしないで何か疑問を感じながらダラダラ進んでいく人生よりは、決断して全力でやりきる人生の方が、今よりも良い状況になる可能性が圧倒的に高いということは言うまでもない。
 
 自分の人生の時間には限りがあるのだから、もし自分が何かをやりたいのであれば、自分のことを信じてやりたいと思うことをやり切ることだ。
 いつまでも「でも」とか「もし失敗したら」と考えてばかりいたら、人生は前には進まないのだ。
 何も挑戦できないまま、何も達成できないまま、何となく一生が終わるというのは、果たして楽しいことなのだろうか。
 
 仮に失敗しようが何しようが、挑戦してやり切った感覚と経験があれば、次の挑戦ではやる気も出やすいし成功率も上がりやすい。
 
 上手くいかないということは確かにあるが、それは失敗ではなく経験であり、その経験をもとに次に挑戦することもできる。
 だから、「失敗したらどうしよう」ではなく、「まず失敗して経験を積む」ということの方に目を向けた方がよい。
 自分を信じてワクワクする方を迷わず選んで挑戦していった方が、結果として上手くのである。