短命になるリスクを避けるためにできること


①睡眠時間をとる
 昼間の仕事をしている大人の場合、夜から朝にかけて毎日最低でも7時間以上はとれるとよいと言われています。

 よく眠れるための一日の過ごし方の一例として、


 ・一定以上の達成感を得られるよう、一日のやるべきことをしっかりこなす。
 ・夕方頃には少し疲れを感じる程度には活動量を増やす。
 ・食事はバランスよく摂る。
 ・ストレス発散方法をいくつか持ち、不要なストレスを抱えない。
 ・入浴は眠りにつく1時間半~2時間くらい前には済ませ、リラックスする。


 一人で悩んでメンタル疾患に陥ったり、生きる力が下がってしまうなどなる前に、まず第一の優先事項としてとにかく睡眠改善をすることです。
 昔から言われる、「昼間は一生懸命働いて、うまいもの食って、風呂入って、さっさと寝ろ」というのはよく言ったものです。

 

②肥満を解消する
 肥満は糖尿病や生活習慣病、脳血管系疾患など様々な病気のリスクになると言われます。
 現代では大体の場合は運動量や筋力が不足しがちと言われるため、運動量を増やしてみることです。

 最初は散歩程度でもよいので、とにかく何かやれそうなことから取り組んでみて、慣れたら自転車や車を使う頻度を減らしながら、筋トレを続けていくとよいです。
 個人差によりますが、筆者の場合は軽い運動と筋トレと、日中に徒歩の割合を増やしただけで月に1.5~2kg程度は減量することができました。
 徒歩の割合を増やしたい時は、万歩計アプリなど運動量を可視化できるものを使うことで達成感を感じてみるのもよいです。

 食事についても、インスタント食品やジャンクフードよりも自炊の割合を増やしてみるのもよいでしょう。
 筆者は主食に白米や小麦粉製品の代わりに、一日三食として週二十一回の食事うちのどこかで蕎麦(小麦粉メインで作られていない乾麺タイプ)を最低三回取り入れてみたところ体に合ったようで、減量にうまく繋がりました。
 なお、蕎麦はアレルギー体質の方もいると思いますので、その場合はご自身に合う別のものに置き換えてください。

 また、まずは通常の飲料による糖質の摂取過多を制限することが、負荷も少なく取り掛かることができますので、飲み物は水か、無糖のお茶かコーヒーにしておき、アルコールは控えるとよいです。
 通常、脂肪が落ちていくにためには、肝臓に蓄えられた脂肪、内臓脂肪、皮下脂肪という順番で使われていきますので、体に急激な負荷をかけないようにアルコールや糖分のある飲料や油ものを控えていくことが対策になるかと思います。

 何にせよ、他人から「痩せなさい、運動しなさい、食事に気を付けなさい」と言われたところで、反発したり、言い訳したり、話をすり替えたり、「今日くらいは」と自分を甘やかしてどうせやらないのが人間ですから、長生きしたいなら自分で何としてでも始めて、自分に合ったやり方になるように工夫していくことです。

 

③喫煙しない
 喫煙は肺がんになりやすく、平均寿命も5~10歳程度縮むと言われます。
 ストレス解消とか一息つけるか言いますが、そう思えているだけで実際には体は休まっていません。

 また、たばこ税について調べてみて、腹が立つならそのままその勢いでやめたらよいです。
 さらに、依存症について調べてみて、自分の行動を改善すべきと思うなら一歩踏み出すとよいです。
 1人ではダメでも、今の時代は医師やカウンセラーの他、アプリケーションソフトなどもメジャーになってきています。

 「何となくやめられない」ために、思い立っても何度も失敗してしまい、「悔しい、なんでまた」となってしまう気持ちも分かりますが、その度に自分の中の「自尊心」が傷つき、「どうせ今回も」となって、その気持ちの水準もどんどん低下していっていることに気が付いていない方が致命的です。

 ところで、何回失敗してもまた再挑戦しようと奮い立つことは素晴らしいと思います。
 なかなかうまくいかずに色々と自分で気付けなくなってしまうこともあるかもしれませんが、自分や大切な人のために生きるべき「たった一度きりの人生」ですから、是非うまくいくことを願っています。

 ちなみに筆者は、コレクター癖というか、全種類制覇をしなければ気が済まないというか、そのような傾向があるので、もし一度手を付けてしまってたらとめどなく続いてしまいそうな恐怖もあり、基本的にはたばこに限らず種類の多いものやおまけがつくものなどに手を付ける時にはかなり慎重になってしまいます。

 

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 上記に加えてメンタル疾患などを患っている場合は、平均寿命は60歳前後と言うデータもあると言われます。
 しかし、何にしても基本的なところから体を整えていくことが大切です。
 変にお金をかけなくたって、普段の生活の衣食住の中で工夫をしたり、今持っているものを使ったり、体一つでできることをしたりすればできる事かと思います。

 また、悪いと分かっている行為や習慣などに費している時間に対して自分で何とかできそうなものは、やりたい事や良い習慣、身に付けたい習慣と取り替えてしまうようにもっていくとよいです。
 筆者は若い頃にゲームに費やしていた時間を読書と楽器演奏と音楽制作の時間に割り当て直すことで生活が変わりました。

 もし自分だけでは何ともできそうになければ、仲間を頼ったり協力するのも良いでしょう。
 やはりそれでもという場合は、医師や専門家に早めに相談するのが良いかもしれません。
 筆者は医療の専門家ではありませんが、長生きしたいのでメモとしてまとめました。