世の中には遊び上手な人がいて、本当に上手に仕事と息抜きのバランスをとるので、筆者にとっては大変羨ましい限りです。
自分の本来打ち込むべきことにしっかりと打ち込みつつ、忙しい日々の中にも少しずつ「遊ぶ」、「楽しむ」ということを取り入れ増やしていくためにも、積極的に見習っていきたいものです。
本稿では、毎日真面目に仕事ばかりをやり過ぎて息抜きを忘れてしまう人にとって、気軽に試せる第一歩として3つ挙げていきます。
①先にスケジュールに入れる
自分がやりたいと思っていることは、真っ先にスケジュールに書き込んでしまうということです。
また、他のスケジュールをこなす間にもうまく時間を調整して、新しいことや楽しい予定をねじ込むことができることも重要になります。
ねじ込む力、またその意欲がついてくるようになると、物事を調整したりやり繰りをして、新しいことややりたいことに挑戦しようとしたり、また、そのために仕事を早く終わらせるなどの工夫ができるようにもなっていきます。
②機会を逃さない
滅多に来ることがない場所などで珍しいものを見つけて「それをやってみたい」と思った時に、逃さずにやるということです。
例えば、地方に行ったらその土地の名物などを食べてみるなど、「せっかく○○に来たのだから××をしよう」と好奇心が湧いたり、ピンときたらすかさずその機会に経験してみるのです。
面白そうな事を逃さずにやってみるということは、「損得」や「成功か失敗か」は一先ず置いておいて、元々のスケジュールに付加価値をつけたり、好奇心が旺盛になるための良い機会にもなります。
付加価値を付ける癖がついてくるようになると、仕事に活かせる機会もできるかと思いますので、もしそうなれば一石二鳥と言えます。
また、うまくいかなかった、美味しくなかった、などと言う経験も、「次はもう少し良いものを求めよう」とか、「次はもう少し計画的に動こう」などという気付きにもなるのです。
③他の予定と組み合わせる
前述の二つにも似ていますが、予定を組む時に自分がやりたかったことを組み合わせられそうなら、一緒にその予定に入れ込んでしまうということです。
例えば、「出張ついでに、終わったら○○に寄って××を食べて、お土産に△△を買って帰ろう」というようなことです。
そうした遊び心があると、時として人生を楽しむ事に対して楽しみを一つ上乗せできることに繋がります。
また、「貪欲」という言葉に抵抗感があったとしても、このようにしてみると意外とすんなりできてしまうことも増えていくでしょう。
自分が何か買い物をした時にプラスアルファのお得感を得られたり、人のために活動した時に成果の一部分を自分の取り分としていただくことがあるかと思います。
せっかく何かをするのですから、より良い成果にできたり、より内容の濃い経験ができるように、自分からその場を作っていく練習にしていくとよいでしょう。