納得できる人生を歩むために、ブレない自分の軸を作る方法

 

 「周りの意見に流れてしまう」、「本当は違和感があるのに、合わせてしまう」という経験は、誰にでも一度はあるのではないでしょうか。

 自分の軸を持つことは、わがままになることではありません。
 自分を大切にしながら納得できる選択を積み重ねていくために、とても大切な考え方です。

 この記事では、自分の軸を作り、ブレずに生きるための具体的な方法を分かりやすくお伝えします。

 

 

1. 自分の軸とは何か

 自分の軸とは、「自分はどう考え、どう行動したいのか」を判断する基準のことです。
 軸がある人は、次のような特徴があります。


 ・自分の考えや意見を持っている
 ・仕事や活動では、常に相手(顧客・仲間)を意識していること
 ・自分だけの利益ではなく、周囲も大切にできること(無私の姿勢)


 自分の軸があると、誰と付き合い、どんな選択をすればよいかが自然と見えてきます。

 

 

2. なぜ人は流されてしまうのか

 自分の考えを事前に持っていないと、意見を求められた瞬間にゼロから考えることになります。
 その結果、


 ・相手の意見に影響されやすくなる
 ・自分の本音が分からなくなる
 ・後から「本当は違った」と感じてしまう


ということが起こります。

 だからこそ、普段から自分の考えをアウトプットする習慣が大切です。


 ・話す
 ・書く
 ・行動する
 ・意見を求められたら、すぐ言葉にする

 こうした積み重ねが、自分の軸を少しずつ育ててくれます。

 

 

3. 自分の軸を作るための具体的な方法

①大量に本を読む
 本は、信頼できる情報源の一つです。
 最初は時間がかかりますが、たくさん読むことで「情報を見極める力」が身につきます。

 目安として100冊、500冊は読む、などというのを見聞きしますが、まずは「コレだ」と思うものから手に取って、一つ一つ意識して読んでみるのが良いでしょう。
 その後も、学びとして読み続けることが大切です。


②インターネットを上手に使う
 インターネットは、スピードが速く便利な反面、情報の質に差があります。
 だからこそ、


 ・正しい情報か
 ・信頼できる内容か


を判断する視点が必要となります。

 本とインターネットを使い分けることで判断力がさらに磨かれ、いわゆる「アタリ」や「勘所」が身に付いてきます。


③人から学ぶ
 人の意見や経験も、大切な学びの材料です。
 ただし、そのまま従う必要はありません。
 あくまで「選択肢の一つ」として受け取り、自分の考えと照らし合わせることが重要です。

 

 

4. 他人に迎合しないという考え方

 他人に迎合しないとは、自分で考え、自分で決めるということであって、「他人を無視する」という意味ではありません。
 人には一人一人にそれぞれの価値観があり、それぞれ違っていて当たり前です。
 だからこそ個性も生まれるのです。

 ただ他人の行動を見て行動するということは、本来の自分の考えや行動とは違う方を選ぶことであり、無理に合わせ続けると本来自分がやりたかったことから離れてしまいます。

 少しずつで構いません。
 「これは本当に自分が望んでいることだろうか?」
 そう問いかける習慣を持つことが、軸づくりの第一歩です。

 

 

5. 自分のビジョンを持つ

 すぐに明確なビジョンが見つからなくても問題ありません。
 多くの人は、日々の経験を通して少しずつ方向性を見つけていきます。
 大切なのは、


 ・どんな生き方をしたいか
 ・何に喜びを感じるか


を普段から考え続けることです。

 「自分が絶対これをやる」と決めていたなら、他人から何か言われたとしても、自分のやりたいことを言ったり、やったり、行動に移せたはずです。
 しかし、ほとんどの場合は決めていないから思うようにいかなくなってしまうのです。

 自分を大切にして、自分の軸や考え方や意見というものをしっかり定めて、自分のビジョンに向かって物事を実現させていくことの楽しさや充実感に気付くこともまた大切なのです。

 

 

6. 決断に責任を持つということ

 自分で決めるということは、結果を受け止める覚悟を持つということでもあります。
 それは決して怖いことばかりではなく、自分の人生を自分で生きている証だとも言えます。

 もちろん、仕事やチームでは役割に集中する場面もあります。
 集団行動ですからそれぞれに目的や役割や立場もありますから、多くの場合それは当然のことです。
 だからこそ「ここが自分の役割」と割り切って、そこに一生懸命集中して頑張れることもあります。

 しかし、自分が生きる上で全て他人に迎合してしまうということではありませんから、「自分はどうしたいのか」を見失わないことが大切です。
 親や身近な人たちが親身になって寄り添ってくれたりすることもありますが、自分で「こうする」と決めたのであれば、「自分で決めたことだから」と腹を括って受け止めていくことも必要なのです。

 

 

7. 自分を大切にする生き方

 自分を優先することは、自己中心とは違います。


 ・自分の健康を守る
 ・自分の意思で選択する
 ・無理をしすぎない


 こうした姿勢が、長く充実した人生につながります。
 自分を大切にした上で他人を思いやることは、巡り巡って自分自身にも良い影響をもたらします。

 「自分を大切に生きる」という言葉に対して自己中心的という意味に受け取れてしまうかもしれませんが、そちらの意味ではなく、自分の健康を失ってしまっては元も子もないのだから、自分を優先的に気遣うのは当たり前のことなのだ、ということです。

 

 

まとめ:自分の軸が人生を楽しくする

 自分の考えや思いをアウトプットしていくことで、「自分はこういう人間なんだ」ということが少しずつ分かってきます。
 軸が定まり、進む方向が見えてくると、毎日や人生そのものが、自然と楽しく感じられるようになります。

 今この瞬間からでも遅くありません。
 一人で始めるなら、本を読み、考え、行動し、自分の言葉で表現していくことからでも十分です。

 その積み重ねが、ブレない自分を作ってくれます。