「なんとなく体が重い」「やる気が出ない」「気分が晴れない」といった「調子が悪い」状態には、大きく分けて次の2つがあります。
1. 朝から調子が出ない場合
2. 日中や仕事後に調子が落ちてくる場合
原因さえ分かれば、対処は意外とシンプルです。
ここでは、日常生活の中で無理なく取り入れられる考え方と対策をご紹介します。
※本記事は、筆者自身が健康的に過ごすための学びをまとめた内容です。深刻なお悩みがある場合は、専門家への相談をおすすめします。
1. 朝から調子が出ない時に考えたい3つのポイント
① セロトニン不足の可能性
朝に気分が重く感じる時は、太陽の光の不足が関係していることがあります。
・起きたらカーテンを開けて日光を浴びる
・可能であれば、短時間の散歩をする
これだけで気分がスッと明るくなったり、爽やかさを感じるなら、体がリズムを取り戻し始めたサインです。 もし「散歩する気力が出ない」と感じる時は、②や③を先に試してみるとよいでしょう。
② 血圧が低めの可能性
低血圧の方は、朝が特につらく感じやすい傾向があります。
・布団の上で軽く体を動かす
・少し熱めのシャワーを浴びる
体がポカポカして楽になる場合は、朝の血圧が低かった可能性があります。
普段から朝の血圧を把握しておくのもおすすめです。
③ 血糖値が低い可能性
一般的に、朝は一日の中で血糖値が最も下がりやすい時間帯と言われています。
・起きた時につらさを感じたら、飴やラムネなどの糖分を少量摂る
・朝食を抜かず、少しでも口に入れる
数分で頭がスッキリしてきたら、体にエネルギーが補給された証拠です。
朝食が重い場合は、バナナ1本やおにぎり1個でもOKです。
こうした習慣が、午前中の安定感につながります。
2. 日中や仕事後に調子が落ちる時の考え方
①無理をしすぎず、整えながら進む
人にはそれぞれ「無理なく出せる力」があります。
100の力を持っている人が、常に120や130で頑張り続けると、心と体はいつか悲鳴を上げてしまいます。
大切なのは、頑張り続けることではなく、上手に整え続けることです。
・疲れたら休む
・スケジュールに最初から休息やリフレッシュの時間を入れておく
・睡眠時間を削らない
これらは「甘え」ではなく、長く元気に働くための大切な工夫です。
若いうちは気づきにくくても、年齢を重ねてから整え直すのは大変になります。
もし今それなりに若いと思っていても、今のうちから心と体を整える習慣を持っておくことで、将来の自分への助けとなります。
乱れたら、整える。
人生には無理をしなければならない局面があることはもちろん承知の上です。
だからこそ、自分の健康面を維持・改善しつつ、仕事にも向き合えるようにしていくことが大切なのです。
②調子が悪い時は「先のこと」を考えすぎない
調子が悪い時ほど、「このままで大丈夫だろうか」、「ちゃんとした社会生活を送れているか」、「仕事ができる人になっているか」などと考えてしまいがちです。
しかし、そんな時でも大切なのは、今日一日を無難に、気持ちよく過ごすことです。
調子が悪いというのは程度にもよりますが、まずは日常生活が普通にできるくらいの調子の良さを求めていくことが大切です。
・まずは今日を無難に過ごせるようにする
・明日のことを考えるより今日を少し楽にしてみる
・できていないことより「できていること」に目を向ける
要は、やれる範囲のことや、できるところを一つずつ増やしながら、その日一日を楽しく過ごす、ということを基準として進めていくとよい、ということです。
一日が終わって「昨日より少し良かった」と思えたら、それで十分なのです。
また、調子が悪い日はハードルを思いきり下げてOKです。
調子が悪い時に、自己成長や完璧なToDo管理を目指す必要はありません。
・「今日は楽しいことが一つあればいい」
・「できることを一つだけやる」
このくらいの気持ちで過ごす方が、心は自然と回復していきます。
また、
・夜更かしをしない
・睡眠時間をしっかり取る
・朝に日光を浴びる
といった基本的な生活リズムを整えるだけでも、驚くほど気分が変わることがあります。
まとめ|調子が悪い日は「整える日」にする
調子が悪い時は、無理に直そうと頑張らなくて大丈夫です。
その代わりに、
・今日一日を少し楽しく過ごすには何ができるか
・今の自分にとって心地よい選択はどれか
を考えて、できることを一つ実行してみてください。
「調子が悪いのを何とかしよう」だと、かえって無理な状況に追い込むことにもなりかねません。
一見普通にできそうなことを見直してみて、整えられるところから整えていくことが大切です。
小さな積み重ねが、明日の元気につながります。
調子が悪い日は、自分を責める日ではなく、自分を整える大切な一日です。