引け目を感じないようにするためには

 
もっと「押し出す」ことである。
今できることを、とにかく実際に行動に移して乗り越えること。
小さなことでも一つずつでも良いから、もっと実績を作ること。
 
もっと強気で良いし、心の中ではもっと負けず嫌いで良い。
どこかで一歩引いているから、引け目を感じるのだ。
まずは自分から気持ちを押し出し、第一歩を踏み出すのが大切である。
 
しかし、強気や負けず嫌いと、手段を選ばないことは別である。
もちろん法律を犯したり、嘘をついたり、不正をするのはいけない。
相手を精神的に追い詰めるような、ひどい言葉はかけるのもよくない。
言うまでもないが、相手が大切にしているものを不当に奪ってはならない。
 
引け目を感じずに堂々とするためには、
まず型や正攻法を身に付けることである。
 
そして、その型や正攻法に沿って少しずつ実力をつける。
あの人には実力があると周りにも知られるようにする。
抜きんでるほど技術と人格を磨き、仲間も増していく。
 
といったように段階を踏んで、まず自分に対して自信をつけ、
その後周りに対して圧倒的な差をつけていくのである。
少なくとも、確かな実力と技術、人格、そして仲間があれば、
その先では引け目を感じることはだんだんと少なくなっていくだろう。
 
何かで引け目を感じるのが嫌なのであれば、
特に一番最初の「押し出す」という心構えは忘れてはならない。