やりたい事をやること。
自分自身で選択し、決断し、自分の感性に従って、生きたい様に自由に生きること。
その方が100%楽しい人生を過ごせるからである。
そのためには、まずは「あれもこれもやりたい」を捨てること。
それができないと、かえって実現する力が弱まってしまうからである。
だから、やりたい事をやりたければ、「何をやりたいかはっきりさせ、絞り込む」のだ。
●やりたい事を見つける方法
①やりたい事リストを100個書きだす
今日思い立ったのなら、実際に今日やってみる。
その後は、年1回くらいのペースで年の始めや年度の始めなどにやるとよい。
書いたことは100%叶うという前提で、今の時点でできるだけ詳しく書くこと。
それをたまに見返すことで、今まで自分の思いや言葉がいかに曖昧だったかに気づき、
例えば、「ちょっといいパソコンが欲しい」という「やりたいっていうか欲しい」レベルの曖昧な願望が、
「〇〇をやりたいから××製の△△シリーズの□□グレードのノートパソコンを買いたい」となるように、
自分でより明確な言葉に上書きすることで現実味を帯びていくのである。
書いたからと言って毎日暗記するほど見返す必要もないし、別に忘れてしまっても構わないが、
経験上少しでも詳細に書き出せたものは、3~4年で7~8割は実現している。
②やりたくないことリストを100個書きだす
①と同じ要領で、例えば次のような括りをヒントに書き出すとよい。
・単にやりたくないこと
・大変なこと
・避けたいこと
・嫌なこと
・不快なこと
・時間を割きたくないこと
忘れがちだが、泣いても笑っても人生は一度きりである。
自分の人生の主役は誰がなんと言おうと自分なのだから、
やりたくない事をやってる時間も、他人に必要以上に譲歩したりして、
周りの目を気にして偽りの自分を出す時間も一切いらないのだ。
やりたいと思った時がやり時であり、変わりたいと思った時が変わり時なのだ。
しかも、やりたい事は若いうちに始めた方が有利な事だらけだし、
それと同時に、自分の人生で一番若いのは常に今だということを思い出すべきなのだ。
だから、やりたい事は我慢すべきじゃないし、変わりたいなら今変わるべきである。
やりたい事をやって自由に生きようとすると、「世の中そんなに甘くない」と言う人がいるが、
そう言う人はおそらく、やりたい事をやらずに我慢して生きている人なのだろうし、
自分の人生を活き活きと過ごしている、もしくは過ごそうとしているあなたが羨ましいのである。
だから、多くの場合は耳を貸さず、気にせずにやりたい事をやっていけばよいのだ。
あなたは自分の人生の選択について、誰の指図も受ける必要はない。
やりたい事をやり、やりたくない事はやらず、自分自身で納得した上でのみ行動する。
我儘だろうが、自己中だろうが、頭おかしいだろうが、何と言われても気にせずに進む。
自分の失敗を他人のせいにしたり、言い訳ばかりの人生になるより余程ましである。
但し、ここで言っているのは、自分の人生においてである。
当然、会社や学校などでの集団活動、集団生活、集団行動と言われるものや、
共通の目的や目標を達成するなどで、協力し合って作業をする時などは別である。
そこが分からない、まだ成長過程なので経験したことがないという人は、
今周りにいる人達から多くを学び、自分の人生の糧として積み上げていけばよい。
畢竟、自分のとるすべての行動における責任の所在は自分にある、
と純粋に思って行動に移せる時、そこで初めて自分の人生と本気で向き合っていると言えるだろう。
だから、やりたい事はやった方がよいのである。