学ぶことと、結果を出す人、稼げる人について

 
結果を出す人は、最初から売れると思っているし、できると思っている。
売ろうと思っているのではなく、売れちゃっている、できちゃっているのだ。
何かを売ったりやったりすることを一生懸命やろうとするのも大事だが、
セルフイメージを高めることも身に付けておくことが大切である。
 
 
例えば「将来著者になる人は、最初からすでに著者である。
あとは、誰かが見つけるタイミングが来るだけである。」という言葉がある。
これは、著者の近藤麻理恵氏について、出版担当者が後になって語ったものである。
 
何かをやったら売れるというよりも、売れる人だったら売れることは決まっている。
将来そうなる人はすでにそのために行動を起こしているものだし、
そうなるつもりで生きているので既にそうなった後の人が発するオーラを持っている。
しかし多くの人にはそのタイミングはわからない、ということである。
 
その根本となるのが高いセルフイメージなのである。
何にも学ばず、後先を考えず、準備もせず、
理想もないのに、うまくいくわけがないのだ。
 
 
また、「何のために学ぶのか」は、「時間を短縮するため」とも言うことができる。
自分の知識が変わり、できることも変わり、将来の見通しも変わり、
自分の情熱や自信も変われば、目の前の世界は変えていくことができるのだ。
 
結果を出す人や稼ぐ人と言われる人達は、それだけ自分と自分の将来像を大切にし、
行動も早いし、手数も多いし、失敗したって何度でも立ち上がるのだ。
逸早くそうなるための戦略を練り、最初は小さくても行動に移してみる。
 
そしてそうなった暁にはその状態が一日も長く続くようにし、
他の誰にも追いつくことを許さないほど高く遠くへ行こうとする。
これらが当然の事として認識され、自分の中に落とし込まれているのだ。
 
 
もちろんこのことを知った私達も、理想を実現するためにその人達から見て学び、
自分も同じ様に変わろうと思うのは当然の事だし、そう思ってよいし、
その変化をいかに無駄な時間を費やさずに実現しようと思うこともまた、当然の事なのだ。
 
学びの最大であり唯一の価値は、「学ぶことによって変えることができること」であり、
多くの人間が変えられる領域を持っているものなのである。