食事から体と精神面の健康を考える メモ

 
①あまり気にし過ぎずにバランスの良い食事を心掛ける
 例えばメンタル疾患などに効く食事があるとすれば、食事をしただけでその疾患や病気が治癒するということになるので、それならば薬はまったく不要ということになる。
 しかし現実にはそんなことはなく、科学的に見ても難しい上に、メンタル疾患などの原因についても厳密には分かっていないとされていることもあり、日ごろからバランスの良い食事をとっていくことが大切になる。
 それよりも、明らかな偏食をしたり、食欲がないとか気分が優れないという状態を放置したままにしていることの方が問題である。
 
②トリプトファン
 セロトニンの原料となる必須アミノ酸で、人間の体では通常はることができず、食事から摂取しない限り必ず不足してしまうことになる。
 セロトニンが低下するとメンタル疾患を引き起こす可能性上がると言われているので、トリプトファンを含むものを摂取することで、セロトニンを十分に活性化させることに繋げられる。
 こちらについても摂取することで病気が完全に治癒するというものとは言えないが、米類、豆類、肉類、バナナ、納豆など様々な食品に含まれており、バランスよく食事をとっていれば普通の人はトリプトファン不足にはなりづらいと言われる。
 
②鉄分
 鉄分が不足すると精神的に不安になったり、メンタル面で弱くなったりすると言われている。
 
③葉酸
 葉野菜やワカメなどの海藻類に含まれると言われている。
 
④マグネシウム
 
⑤ビタミンB群
 ビタミンB群は神経ビタミンとのいわれ、神経細胞の維持に不可欠であるとされる。
 エネルギーを産生するためにはビタミンやミネラルが重要とされ、ミトコンドリアがエネルギーを産生するために不可欠な物質と言われ、体の中で化学反応が起こるときの補酵素として働くとされている。
 こういうものが不足すると化学反応が起きないため、エネルギーが産生されず、脳の細胞もぼーっとした状態になる。
 一般的にエネルギーとしては、糖分、たんぱく質、脂質が注目されがちだが、ビタミンやミネラル類がメンタル面では重要ではないかと推測されているが、現在では今のところ、論文などで科学的根拠が提示されているものは少数である。
 
 
 
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●参考
うつ病に効く食材ベスト3【精神科医・樺沢紫苑】
こちら動画ではその他に、玄米、納豆に卵をかけての食事とその詳細についても紹介されています。
 
 
 
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注:病気や医学などの専門的な内容を含むため。
 この投稿において、筆者は医師や薬剤師などの専門家ではありませんので、ここに記載された内容を本当にお困りの方に対して推奨したり強制したりするものではありません。
 ここでは筆者が一個人として現在の興味や好みに基づいて、普段の生活をより健康で快活に送るための学習と、文章力と要約力の練習のためのメモ・雑記として投稿しています。
 また、医学や科学はどんどん発展していったり、新たに解明されたりするものであると認識しており、今日の時点の知識だけに固執して「後生大事に蓄えて終わり」ということでもなく、世の中で活躍している人や研究したりしている人たちを知り、ただただ「スゴイ」と思って自分自身も楽しく勉強したり自分自身に活用したりしているだけですので、ただのブログや読み物としてお楽しみいただけましたら幸いです。