①「話し方」と一括りにしない
「話し方」と一括りにする考え方だけでなく、どのような分野、状況、相手、話題なのかも分割して考えるとよいです。
また、アウトプットする力がまだ足りていないことも今後の課題と捉えても良いかと思います。
以下は一例ですが、分割して考えるきっかけにしてみたり、ネガティブな状態に落ち込まない程度に課題や問題点や原因として捉えてみるのも良いでしょう。
・自分の考えや意見をどれくらい書き出してまとめることができるか
・言葉の使い方だけでなく緊張やあがり症などの要因はないか
・伝え方、言い回し、敬語、自分の声に自信を持てているか
・会議を進める力、スピーチやプレゼンの力など、仕事に関する話し方を伸ばしたいのか
・実際にコミュニケーションする機会や相手が欲しいなど、日常の話し方を伸ばしたいのか
・自分の話を聞いてもらい、評価や助言が欲しいなど、悩みを解決したいのか
②話し方教室やボイストレーニングなどを利用する
「不得意なことがあれば人から習う」という考えも重要です。
専門家に教われば、既に標準化されている知識を素早く得ることができるし、たった1回数時間の研修や練習などで改善できることもあります。
自分の生涯をかける使命と思えることに向き合ったり、誰にも前例のない挑戦をするというわけでもないので、ゼロから自分の力だけで何とかしようとするのは時間の無駄遣いになります。
また、「話し方」は、習得するのに何年もかかったり何百万円もかかることでもありません。
誰にとっても社会で広く長く通用するようなスキルであるため、早めに身に付けてしまった方がよいです。
さらには、身に付けたことを実際に使って経験したり、場慣れして板についてくるようになる方が重要なのです。
初心者向けや安いものなら、
・市町村など案内や会報誌
・カルチャーセンター
・カルチャースクール
などといったものもありますが、いずれにせよ専門家からきちんと習うというのがお勧めです。