上手にコミュニケーションを取っていくために大切なこと メモ

 
 コミュニケーションにおいては、前向きで、心を開いて、相手を受け入れる姿勢を持ちながら、笑顔で臨機応変に対応していく方がまあまあ上手くいくことが多い。
 過剰に勘ぐったり緊張していたり、何が正解かに固執していたら、不安や警戒心を強めた態度で接することになるので、非言語としても相手に伝わってしまい、コミュニケーションとしてはマイナスに作用してしまう影響にもなってしまうだろう。
 
 もしコミュニケーションが苦手なら、まずは本でも動画でも基本的なことを一通り学んでみたらよいが、どんな言い回しが良いかということよりも、その時の表情や、ポジティブな感情や、相手を受け入れている姿勢など、雰囲気や非言語で伝わってしまうようなことを先に意識しておくと良い。
 コミュニケーションの本などで言えば、たとえ一般的に販売されている基本的なものであっても、ある心理学の分野や人間の仕草や心の癖や傾向などを分析したり、多くの人を対象に研究していたり、研究結果や著者の専門家としての長年の経験を踏まえて執筆されているからである。
 
 もちろん当てはまらない人も中にはいるだろうが、大多数の人間の傾向というものを掴めたり、いわゆる鉄板と言われるテクニックなどを知ることができるので、それだけでも学ぶ意味はあると言えるだろう。
 その点から言えば、ザイオンス効果(接触回数が増えるほど親密度が高くなる)を利用して、長時間の物事を一回だけやるというのではなく、ちょっとしたことで挨拶したり雑談したり、一日に少しでも、数ページでもいいから勉強する、ということを重ねていくとよいだろう。
 
 基本的な方法だったり、どの本を見ても基礎として書かれているような共通事項はある程度確立されているので、その辺りは何か一冊でもいいので読んでみると、少なくとも場当たり的に行動して失敗するということは確実に減らせると言える。