頑張るほど幸せになれない無駄な努力 メモ


①何でもかんでも世間の常識通りに振る舞うこと
 例えば、会社で正社員で勤め上げなければならないとか、一戸建てを持たなければならないなどと言われることは、一昔前では「まっとうな人生」と言われていました。
 特定の誰かから押し付けられたわけではないのに、世間様の言うこの「まっとうな人生」というものの圧力はとても強いものです。
 だから多くの人の中には「別にそのように生きたいわけではないのに、そこからはみ出したら社会人として終わりだ」と感じて限界まで頑張ってしまう人がいるのかもしれません。

 それでは、どのような人生が最も良い人生と言えるのかと言うと、残念ながらその正解もないでしょう。
 もしあるとしたら、「その人自身が幸せだと思える判断と行動をした結果幸せなら、それが最も良い人生」と言えるのではないでしょうか。
 もちろん、「まっとうな人生」と言われるものを生きることに喜びや幸せを感じる人であれば、その人にとってはそれが最も良い人生となることでしょう。

 だから、必ずしも「世間の常識通りに頑張らなければいけない」という思いをすることはないと思います。
 しかしその一方で、自分自身も世間や社会の中に存在しているわけですから、「自分だけ良ければOK」という選択をすることは正解とは言い難いでしょう。

 結局のところ、「自分が幸せになるように頑張って、その結果人や社会の役にも立っている」という流れを、たとえ小さくても作り出せるようになった方が幸せを感じやすくなります。
 そのためには一度立ち止まって、「自分にとっての本当の幸せとはどういうものか」とじっくり考えてみると良いでしょう。

 

②メッセージの返信に振り回されること
 LINEでもSNSのメッセージでも何でも、いつでも確認したり返信することを頑張らないことです。
 これは気にしすぎると「テレプレッシャー」といって、脳が常に心配したりビクついて気を回すようになってしまう状態のことです。

 こうなると、睡眠の質が悪くなって体調不良が増えたり、注意力が散漫になって物事に没頭できなくなったり、やる気も減って充実感もなくなって、様々なことがつまらなくなっていきます。
 ですから、まず最初にできることとして、スマホを見る時間を決め、スマホの通知をオフにするか必要最低限の通知に絞り込むように制限をすると良いです。

 確かに、「すぐに返信しないと仕事ができない人に思われる」とか、「嫌われたり孤立したりしてしまうかもしれない」と考えたりする気持ちも分かります。
 しかし、メッセージの返信が返ってこないからといって心を乱すような相手は自分の都合しか考えていない人であるとも言えるのです。
 相手だってきちんとしている人なら、本当に緊急な連絡や大切な用事であれば直接電話してくるし、メッセージ以外のメールアドレス宛に送るなど他の手段を取るでしょうから、安心して「頑張らなくてよい」のです。

 

③ニュースを見過ぎること
 あらゆる媒体のニュースにおいて、かなりの割合がネガティブな情報です。
 そうした情報に触れすぎると、記憶としても心としてもネガティブな情報が潜在的な意識の部分に残ってしまうことになります。

 そうすると、そもそも考え方が自然とネガティブになってしまいます。
 そして心配性になって何でも過剰反応するようになり、「悪い噂を立てられてるんじゃないか」とか、「ちょっとの傷口から大きな病気になるんじゃないか」とか、些細なことで心がザワつかせることになります。

 また、「共感疲労」と言って、被害者や被災者や大病を患った人などについてたくさんの情報を見続けてしまうと、想像以上に精神的な疲れを溜めてしまうことになります。
 「そうした方々の助けになれば」とか、「自分のできる範囲で何かをしてあげたい」と思う気持ちはとても大切ですが、情報の取得過剰と共感疲労によって不眠や不安などを増幅させて自分自身が参ってしまったら、元も子もないのです。

 さらに、いわゆる「情報メタボ」になります。
 刺激の強い情報をたくさん詰め込んでしまうと、パソコンが重くなるように人間の頭の処理も動きも遅くなり、IQがガタ落ちてしまうことが知られています。

 物事に明るいとか詳しいということは知的で良いことですが、「知っているだけで何もしないし、やらないし、やれない。」というのは何かの役に立つこともできません。
 普通の大人として客観的に見たらかなり残念な人でもあり、何よりも、ただただ時間を浪費したという結果だけが残ることになります。
 ですから、例えばニュースを見るなら、ネットニュースに絞って自分に必要なものや興味のあるものを決まった時間に見るなど、情報の取捨選択を心掛けると良いでしょう。