勝利のための条件

 
1. 目的の設定
勝利の目的とは例えば、
・個人的な権力を拡大すること
 
勝利する人はほとんど例外なく、「必要なことは何でもする」である。
勝負をするからには、どんなことがあっても、たとえ汚い手を使っても勝ってやる、という強い意志こそが、勝利を呼び込むのである。
 
 
2. 心構え
「達成」とか「勝利」とか「成功」という言葉で頭の中をいっぱいにしておくこと。
それが本人に無意識的な力を与え、目標を達成するための原動力として働くのであれば、
たえず勝つことだけを考えていれば、本当に勝てるようになる。
 
 
3. 準備・対策
準備が整っていることが全て。常に臨戦態勢にあることが重要である。
それがもし必要なことであれば、眠らない選択をすることも厭わないと決める。
 
資格試験でも、何かの大会への出場・出展、スポーツでも、勝つための条件は大体共通している。
対象となる相手を徹底的に分析し、科学的で合理的な対策を立てること。
 
①ルールや使える武器を知る
 ・参加資格、遵守事項、ペナルティ
 ・出題範囲、重要分野、配点、 競技時間
 ・飛距離やスピードがより出せる道具、細微の調整ができる道具など
 ・過去問、大会結果
 
②大きな塊に分ける
 ・全体出題数、大問・小問構成、全体人数、編成
 ・得意/苦手分野、攻撃/防御担当者数
 ・難易度(簡単/普通/難しい)、熟練度(エース、中堅、初心者)
 
③コンディション
当日に、肉体的にも精神的にも最高の体調、道具の状態にすること。
 
④味方
家族、友人、先生、サポーター、ネットのファンまで、可能な限り味方に付けること。
 
当日までに気持ちが飲まれそうになったときは、とにかく小さな「勝ち」を」見つけること。
古来からの兵法でも、大軍を破るには、「弱い部分から個別に撃破していくこと」と言われている。
常に分断し、「一対一」で考え、少しずつ打ち破っていくことが大切。
 
また、実際の勝負の時や本番では、それまでに積み重ねてきたもの、打ち合わせと練習を繰り返してきたものしか出てこないと思って、普段から取り組んだ方がよい。
 
 
4. その他
迷信やジンクスは、信じた者勝ち。
信じることでやる気を高めたり、精神的に強くなれるのなら、絶対に何か持っていた方がいい。
ジンクスは自分で作る方が楽しい。
怪しげな悪徳商法に引っかからないようにすること。