勉強と頭の良さ、勉強の段取り、大人になっても勉強すること

 
1. 勉強とは
①学問や技芸などを学ぶこと。
②物事に精を出すこと。努力すること。
③経験を積むこと。「今度の仕事はいい―になった」
④商人が商品を値引きして安く売ること。「思い切って―しておきます」
 
 
2. 勉強と頭の良さについて
頭が良くないと勉強しても無駄であるというのは、脳科学的見解から見ると完全に間違いであり、
地頭の良さの差もなくはないが、通常、一生の間に作られる脳のネットワークから見ると、無いに等しい。
 
頭は使えば使うほどシナプスのつながりが良くなり、脳が構築されていく。
頭の良し悪しは勉強の効率とも言えることができるが、
そもそも頭が良いという人よりも勉強しているのか、
ということに気がつくことが大事である。
 
相手が9時間やっているならまずは量でそれをカバーし始め、
勉強法も併せて取り入れて、効率の良さを身につけていくのが良い。
 
また、人間の成長曲線の動きとして、勉強始めてから結果が出るまでは3~6ヶ月かかる。
停滞しても努力を続けていれば、ある時点から一気に成長し始めるので、そこを信じて続けること。
 
 
3. 勉強の段取り
●全般
 ①インプット練習(全体の2/3)
 ②全体把握 → 個別理解 → 要点記銘
 ③アウトプット(答案練習 全体の1/3)をする。
 
●テストの時
 ①覚えていない、曖昧なところを復習する
  覚えていないことリストを作る。
 ②試験の2日前までにはインプット/アウトプットを逆算して済ませる。
 ③直前は、覚えていないことリストを反復することに使う。
 
※覚えていることを見返しても意味がない。
※覚えているかどうかのチェック作業をしていること自体がおかしい。
 
●受験勉強
目的
 ①理解する
  全体の流れを押さえた体系的な理解をする。
 ②覚える
  反復し、記憶に定着させること。
 ③アウトプットする(使いこなす)
  理解し、覚えた知識を実際に使いこなす。
 
●仕事
○実践 → 課題の発見 → 勉強
×勉強 → 実践
 
 
4. 大人になっても勉強すべき科目
①国語
 文章を書く、読む。
 
②歴史
 信頼、リーダーシップ、問題意識等を学べる。
 
③美術など芸術
 普段と違う脳の使い方。
 共感、直感、インスピレーション。