いろいろな暗記方法

 
やりながら自分に合う方法を見つけていき、無理なく覚えられるようにしていく。
 
1. 暗記方法の系統
①イメージ系
  イメージ、図、写真など、言葉をイメージに置き換える
 (1)右脳を使う
  瞬間記憶、フラッシュ記憶など
 (2)音を使う
  語呂合わせなど
 (3)映像化を使う
  エピソード記憶、ストーリー記憶など
 
②動作系
 (1)歩きながら行う
  歩調に合わせて口に出すなど
 (2)五感を使う
  ・書く
   覚えられないところを抜き出してまとめる。
  ・暗唱する (声に出す)
   その文章を丸ごと暗記する
   その文章から流れやつながりを覚える
 
③タイミング系
 (1)睡眠の直前、直後に行う
 
 (2)思い出す努力やトレーニングをする(想起のこと。×書く)
  書くよりもアウトプット(インプットだけでなく)
  思い出せないところは書き記しておき、できるだけ自力で思い出してアウトプットする。
   ・答えを隠す(一問一答など)
   ・言葉の意味、内容、ストーリーを思い出す
 
 
2. 用途に合わせて使い分ける
●単語の覚え方
・同じ順番でなく、ランダムにする
・忘れることは前提として次々と繰り返す
 
 
●3キーワード法
3つのキーワードで覚えておき、それを頼りに何度も思い出す。
 例: 関ケ原、東軍・西軍、7万対10万
 
暗記だけよりもテストをした方が長期記憶に残る。
・1週間以内に3回
 翌日、3日後、7日後
・記憶しやすい時間帯にやる
 暗記は寝る前に行う
 海馬の働きでは古い情報から整理するので、寝る前の情報が最も残りやすい。
 
 
●資格試験の暗記方法
①問題を1回やったら忘れる
 記憶が強化されやすいのは思い出す時
 
②間違った問題を1冊のノートにまとめておく
 一般的な試験であれば、1~数か月、長くても半年くらいが準備期間になるので、
 それならば一元管理した方が時間の無駄を省ける。
 
③まとめたノートを読み返す
 試験1週間前までには数回繰り返して復習し、
 試験1週間前からは、それでも正解できずに残った問題を潰していく。
 
 
●読んだ本の暗記方法
記憶のきっかけとなること(海馬)を刺激する。
・衝撃
・ワクワク、好きなこと
・復習する(←暗記)