「やりたいことをやる」心構えや考え方

 
1. やりたいことを「さっさとやる」こと
やりたいことをやる必要があるのは、
①あなた独自のスタイルと幸福を確立するため。
②欲しい物を獲得するため。
 
数学的に言えば、「行為の量(エネルギー単位) = 獲得量の二乗」であるので、
どうせやるなら、やりたいことをした方がよい。
 
しかも、思いついたことは即実行に移したほうが良い。
「善は急げ」という言葉があるが、善かどうかは別である。
「世界中に同じアイデアを考えている人間は、最低でも3人はいる」といわれるように、
そうしないと、他人に出し抜かれてしまうからだ。
 
 
2. 自分の獲物以外は眼中に入れないこと
どんな状況でも、したいようにすると、他人に恐れられる。
他人は、あなたが他人など意に介さないと悟るからだ。
そして、他人など意に介さないのは、大人物の証拠である。
 
他人の意などに介さない、ということは、次の3つの部分から構成される。
①他人にどう思われようと恐れない。
②他人の感情など気にかけない。
③自分の獲物以外は眼中にない。
 
やりたいことを一番最初に実現する人達は、たった今何をしたいか、すべきか知っている。
そしてそれを追求するのだ。
そのためには、自分の心の中にだけは、「私以外にも人間がいるのかね?」というくらい、
ハッキリと自分と他人を切り分ける基準を持っていなければおかしい(言葉や行動に出さないこと)。
 
自分にも他人にも、ごく一般的に存在するような、臆病さとか凡庸さとかいったもので、
自分の思いを抑圧してはならない。