経済競争で対策しておくこと

 
①ライバル(仮想敵、競合)は誰か。
②それに対して何をするか(対策)。
 
まずは自分とライバルのどちらに対しても、「強み」「弱み」を見ていくこと。
 
 
①取引先のその先を調べる
サプライチェーンの数段階下(先)にライバルがいるかどうかを把握せず、
対策を取れないことが最も危険である。
例えば、取引先の6つ先を調べると相手がいる等。
 
自分の足元に、それもよく調べないとわからないようなところに相手がいることがある。
それは果たして偶然なのか、何かを企てているのか、把握しなければならない。
 
 
②株主の影響力を知る
株主の力がどれだけライバルに対して影響力を持っているか。
どんな力を持っていて、どの分野に、どのような影響力を持っている恐れがあるか。
そして、単純な株式の割合だけでなく、「どのような第三者が援護してくる可能性があるか」である。
よく調べておき、何か仕掛けてこられたときに何も対応できないと、その割合がひっくり返されかねない。
 
 
③通常のIT技術だけでなく、AIを駆使する
「本当の影響力を行使しているのは誰か」を辿ることは人の力だけでは難しく、
AIを用いて対応することが、これからは必要になってくる。
ただのデータマイニングや、ビッグテータ活用に留まるだけでは足りない。
これらを炙り出して自分の力を見極めた後、ライバルと自分の取引先の関係を切って、
勢力を囲い込まなければならない。