理由があると否定できなくなる
●連結法とは
本来は無関係なもの同士をつなげることで、否定しにくくさせる話法。
人には「理由づけされると無批判になる」という性質があります。
その理由が正しいかどうかにかかわらず、「○○だから✕✕」といった構文自体が人の心を動かす。
連結法の基本は、事実+暗示(特定の考えを刷り込むこと)。
・一人っ子だからわがまま
暗示だけならば否定することは簡単だが、このように事実と暗示を連結されると、
事実は受け入れて、暗示だけを否定することがとても難しくなる。
・暗示 + 暗示
あなたは優しいから人気がある
・事実 + 要求
新しいアトラクションができたからディズニーランドに行かない?
・要求 + 要求
ピザを取って映画を見ない?
・暗示 + 要求
○○さんは人前で話すのが得意だから司会をやってくれない?
→ただ頼むよりも理由をつける事で相手は引き受けやすくなるし、
同時に自信を持たせることができる。