ブログ、SNS、動画配信などを使って、自分から情報発信をしてみるとよい。
これらはある程度続けていくと、ネガティブなコメントが付くものである。
しかも必ず付くし、長く続ければ毎日のように目にすることにもなるが、
それがメンタルを強くするきっかけになる。
さらに、自分のしたいことや、ネガティブでない他の方々のことを考えた時、
「悪く言う人がいるんだ」とか、「別にそのくらい何ともない」とか、
「細かいところまでいちいち気にしていても仕方がない」と感じることは、
ネガティブなコメントに慣れていくきっかけにもなるのだ。
また、やってみたいとは思うけど、批判やバッシングをされるのは嫌だし、
ネガティブなコメントは見たくないからやりたくないという人ほど、
情報発信をした方がよいだろう。
最初は匿名でアカウント名を作って始めればよい。
こちらから故意に、相手を攻撃したり貶めたり、法を犯す行為をするなど、
余程のことをしない限り、大ごとになったり本人特定をされることもないだろう。
(ただ、この点を考えれば、恥ずかしいアカウント名は付けない方がよいし、
付けたいとも思わなくなるだろう。
恥ずかしいアカウント名を使って鋼のメンタルを手に入れたいという方は、
他をあたっていただきたい。)
そうした中で多少ネガティブなことを書かれたとしても、
現実世界に即座に悪影響を及ぼすということはないだろうし、
空気が読めない人、読解力がない人、ずっとネガティブな人は放っておけばよいし、
こちらとしても、そういう人たちを「受け流す力」が身につくことにもなる。
この「受け流す力」を身につけておくと、心のしなやかさも生まれるし、
こうした力が、他人から怒られたり、パワハラされたり、仕事で大きなミスをする、
などといったことが原因でメンタル疾患となり人生を棒に振ってしまう、
ということを予防することにも繋がるだろう。
ただ、別にネガティブな人たちばかりが自分にまとわりついてくる、
ということばかり考えて、不安になったり心配する必要もない。
中には自分の事を良いと思ってくれたり、賛同してくれる人だっているのだ。
ユダヤの教えの中には「1対2対7の法則」というものがあるそうで、
「10人いれば1人はあなたのことを嫌い、2人はあなたに好意を持ち、
残りの7人はどちらでもない普通の状態である」というものだそうだ。
その考えでいくと、自分を好きな2人に対してコメントを返したり交流を持てばよいのだ。
最初は2人かも知れないが、自分に好意を持ってくれる人とだけ付き合っていけば、
その人数も増えてくるし、そうなってくると当然、情報発信も人生も楽しくなる。
ポジティブな発信を心掛ければ、残りの7人から好意を持つ人も出てくるかもしれない。
これくらいのことを考える程度でも、前向きになれるし過程も楽しくなってくるのだ。
そして、自分の事を嫌う人やネガティブな人は、サッとスルーして頭の中から切り離すのだ。
リアルな人間関係の上ではなかなか難しいことなのかもしれないが、
それはそれとして、「ネットの特性」というものだってあるのだから、
上手に活用してポジティブに情報発信を楽しんでいったらよいのだ。
その結果、ポジティブなことばかりに注目せざるを得なくなる状況にもなるが、
そこでポジティブな能力をしっかりと高めておけば、
現実社会の人間関係の間にどうしても発生してしまうネガティブな発言や状況なども、
より上手に対応していくことができるようになるだろう。