ポジティブとネガティブについて

 
●ポジティブについて
ポジティブ心理学においては、ニュートラルという意味合いの方が適切。
一般的に使われている、前向きに考える、というよりも、
 
 ・冷静に情報を集め、正しく判断する
 ・ネガティブな先入観を持たずに中立に判断する
 
とすると、歪んだ情報を防いだり、自分本来の感情と正しく向き合うことができる。
なお、英語辞書では積極的という解説。
 
 
●ポジティブとネガティブのバランス
ポジティブとネガティブは、3:1以上がよい。
ネガティブを否定したりゼロにするのはよくない。
ネガティブを言ったとしても、ポジティブに肯定する。
 
 
●ネガティブの法則(作用・反作用の法則)
ポジティブな表現にはポジティブな反応、ネガティブな表現にはネガティブな反応が返ってくる。
人は自分の好きなものを否定されると、自己否定されたのと同じ反応をする。
また、ネガティブな印象を持たれた出来事は、記憶に強く定着し、なかなか忘却されにくい。
 
 
●マイナス思考を治す方法
人はネガティブなことに対して本能的に興味・関心を持ちやすい。
元々生き残るために危機や恐怖を察知する必要があったので、
ネガティブなこと自体は人間らしい在り方である。
 
現状から抜け出すためには「今のままでいい」と今の自分を肯定することが大切なので、
まずは自分に対する言葉遣いから変えていくとよい。