①自分の好きなことに全力を注ぐ
誰かとの関係性にしろ、気になってるお店にしろ作品にしろ、自分が「好きだ」と思える何かに出会えることは最高に幸せな事です。
しかし、この世には永遠に続くものというは恐らくありませんから、今この瞬間から自分の好きなことに全力を注ぐ方が、上手くいかない状態に一時的に陥ることはあるにせよ、結果として満足度の高い人生になると言えます。
自分の好きなことが仕事につながるためには、「小さい規模で、短い期間で、一旦は流れとして完結させる、或いは作品として完成させる」というところまでやってみるとよいでしょう。
音楽なら盛大な交響曲などでなく4~5分の歌や数秒のジングルとか、漫画なら大長編ものではなく短編ものや1ページものや4コマとか、何かの販売ビジネスなら店舗を構えずにできることやフリーマーケットに一日だけ出店してみるなど、規模が小さく負荷が少ないことから始めてみることです。
「小規模で一旦完結させる、完成させる」という経験は、場数を踏めますし、手数も増やせますし、勘所もつきますので、特に大切なのです。
②既にうまくいっている人から学ぶ
成功者達が既にやっていて結果が出続けていることこそが勝ちパターンと言えるでしょう。
・好きなこと
・得意なこと
・理想的なライフスタイル
・理想的なワークスタイル
・その成功者がうまくいったやり方
それらを真似れば明日にも収入につながるかというと別の話ですが、ビジネスとして一つでも興味を持ったりやれそうだと思ったことがあれば試してみると良いです。
彼らが経歴として何をしてきたのか、普段どんな日常を過ごしているのかも大事なのですが、「何をするためにどんなことをしたか」の方が参考にする価値がより多くありますから、そこで自分を振り返ってみて、自分の好きなことや強みや積み上げてきたものの中に使えそうな武器がないか探してみることです。
また、自分が本当に心の底から満足を得たいのなら、進む道は大まかに言って次の点に絞れるでしょう。
・自分が素晴らしいと信じる仕事をやること。
・金を稼ぐよりも時間を稼ぐこと。
・好きなことをやっている時間そのものを増やすこと。
なぜか何となくSNSやテレビを見ていつのまにか時間が過ぎている、ということをやっている場合ではありません。
③フットワークの軽くしておく
目指すべきは、例えば「明日から旅行に行こう」と言われたらすぐに行ける状態にあることです。
仮に収入が高くても、場所やタスクに縛られ続ける人生になるのだとしたら、それは楽しいとは限らないからです。
とりあえず、どこかに一泊するなら持っていくもののリストを作って、その中で日常的に使わないものはスーツケースに先に入れておくぐらいのことをしてもよいです。
フットワークを軽くしておこうとすると周りからは暇人扱いされることもありますが、暇人であることは決して悪いことだけではありません。
むしろ、好きなことにすぐ飛び込める状態でもあると言えます。
また、無駄な持ち物を減らして選び抜くようにし、自分の仕事道具は良く磨いて使い込んでいつでも習熟した技術を使えるように努め、身の回りで自動化、簡素化、手順化できるものはそのようにしておくことが仕事術の王道となりますし、フットワークを軽くしていられる状態を作ることにもつながります。