情報を発信し続けるということ

 
情報を発信し続けるためには、次のことが必要。
 
①正しい知識を持つこと
②本質を捉える力を持つこと
③突き抜けた技術を持つこと
④人間力を磨き続けること
 
そして9割以上の割合で大切なのが人間力である。
 
 
●本質に基づいた発信をすること
誰からも認められていなくても、それを続ける限りは絶対に世の中からは死なない。
黙らず、行動をやめず、どんなに苦しいことがあったとしても向き合い、
堂々と発信し、間違ったら堂々と謝り、素直なスタイルで改善していくこと。
 
世の中では、黙った瞬間に消されてしまうものだ。
間違いは、否定した瞬間に、過ちとして確定させられてしまうものだ。
たとえあなたがまだ、正しいのか間違っているのかを経験する前の過程にあったとしてもである。
だから、黙ることなく、本質に基づき、素直なスタイルで発信し続けることが大切なのである。
 
 
●自分から声をかけていくこと
どんなに失敗しても、借金があっても、仲間外れにされても、いじめられていても、そうすること。
もし逆境の時には、スタンスの持ち方次第でその後の立場が変わってしまうことだってあるのだ。
 
重要なスタンスは次の二つである。
①前向きであること
②絶対に逃げないこと
 
物事には真っ向から対峙し、自分の気づいたこと、感じたことを、
一生を通じて社会に向けて発信していくのだ、という気持ちでやることが大切である。
小さな社会では、あなたの周囲にいるドリームキラーやその他大勢に潰されないために。
大きな社会では、階層の上位にいる者やメディアなどの大きな権力に潰されないために。
その根底として情報発信をし、発言力をつけるということを、頭に叩き込むことだ。
 
 
●情報発信をするために必要なこと
インプットと経験の量を増やすことに尽きる。
知識をインプットし続け、多くのことを経験し、その経験からもインプットをし続ける。
セミナー、本、商談、会話、あるものを使って生涯勉強していくということに、腹をくくること。
 
今日気づいたこと、感じたことを発信し続ければ、365日ネタに尽きることはない。
情報発信は量が重要であり、勉強も経験もしなければ発信するのは難しい。
そして、発信であれ、プレゼンであれ、いつでも自分が旗揚げの人になること。
その過程で多くの経験を得られたり、何らかの主義を持つ人達から批判されたりするのもまた経験である。
 
 
●文字、文章を上手に扱えるようになること
100人中99人に伝えられるようになるには、文章、順序、主語、述語、句読点の位置に至るまで慎重になること。
 
「文字というのは、そもそも伝わらないようにできている。(韓非子)」
 
情報発信をマスターし、言葉の持つ良さだけを巧みに扱えるようになること。
批判を恐れて情報発信をしないのはある面では賢いが、
そのプラスの側面を活用できない人生になってしまうことの方が痛手である。
 
その上で、ビジネスは人と人がメインなので、人を動かすものは何かをしっかりと押さえること。
・行動する力が弱いと実行力が育たず、周りからも信用されづらい。
・言葉を操る力が弱いと伝える力が育たず、ファンを作りづらいし、周りにも理解されづらい。