知識が広がる読書のやり方

 
●その時点その月の売れている本のランキングトップ100を全部読む。
・写真、アニメ、漫画系などは除く。
・ネット書店であれば楽。
・どの店にするかはどこでもよい。細かいやり方は後々自分で作っていけばよい。
 
 
普通の読み方で1日3~4冊くらいは読める計算だと、1か月程度で読めてしまう。
その中で自分の興味の外にある物事にも触れるので、
あれもこれもと興味が湧き、関連図書が広がっていくものである。
 
最初にどんな本を読みたいかについて考えないこと。
考えてしまうことで、かえって視野を狭めたり、盲点を作ってしまうからである。
自分が興味のあることは、大体がそこそこ知っていたり予備知識があることが多いので、
こうした考えがより強く働き、ますます新しい知識に触れる機会が減ってしまうのである。
 
そういうことに関係なく、売れている本を片っ端から全部読む。
売れている本にはそれなりの理由があるし、当たり外れも分かっていくものなのだ。
最初に売れている本を偏りなく大量に読むからこそ、当たりも付けられるようになるのである。
 
 
 
お金がないのであれば、図書館の新刊コーナーや人気図書コーナーを利用するのもよい。
ただし、あなたの街の図書館が上記のネット書店と同じように、
その時点の世の中の最新刊や人気の本に合わせているとは限らない。
しかし、たいていの場合は多くの人に何度も貸し出せそうな本が選定されているはずである。
(念のため、図書館には図書館の良さがあるので、ここでは全く否定をしていない。)
 
こういう話をすると、お金、時間、置き場所などの、ないない尽くしの返事があるだろうが、
要は、「その代わりにどうやって、同じように一月程度で100冊読むか」
の段取りを、自分で作って実行していけばよいのである。