ダイエットがうまくいかない時に気を付けること

 
1. 冷静になる
①怒らない
ダイエット中ならば、特に怒らない習慣を身に付けるとよい。
怒りはストレス解消どころかストレスホルモンを増加させるからだ。
過剰な内因性ステロイドで、同じものを食べても痩せにくくなるからである。
 
②今までつけていた記録を見返す
これまでやってきたことの内容や、進歩状況を確認することで、
始めた当時よりも、現在の方が前に進んでいることを再認識できる。
また、データやグラフにして記録を残していた場合は、それを見返すことで、
自分は今、減量期にあるのか、停滞期にあるのか、ということも確認できる。
 
 
2. 発想の転換をする
〇「どうすれば肝臓が良くなるか?」を考える
×「どうすれば痩せるか?」を考える
 
肝臓をいたわれば、体調が回復し、血液検査が改善し、
体の中から巡りが良くなるから、体重が減るという結果が自然とついてくるのである。
 
また、学ぶのはダイエットの専門家やインストラクターだけなど、限定しない。
医師、論文、栄養士、ボディビルダーなど、他の視点も多くあるのだ。
例えば医師が、次の3のように、脂肪肝の人に共通する悪習慣を見出して、
原因と対策を立て、少しでも多くの人が健康であるように情報発信していることもあるのだ。
 
正しい知識だと思う人、憧れている人、多くの人が出している例、死の淵から生還した例など、
自分に合わせて、必要と思う人物や先例から学ぶことも大切である。
 
 
3. 食べるものと食べ方
以下は脂肪肝の人に多く共通する例として、医師の視点で言われることである。
 
・原因
 ①一日三食、空腹でない時も必ず食べる
 ②無理してでも、残さず食べる
 ③時間がない、面倒だからと、主食ものだけ食べる
 
・対策
 ①ダイエット中は腹7分目の食事になるように調整する
 ②満腹まで食べた時は、次の食事を軽くする
 ③ダイエット中はタンパク質と野菜を優先する
 
食事を「抜く」、「残す」ことは、必ずしも悪ではないと知ることである。
なぜならば、人間には「空腹を感じる」という機能が本来あるのに、
それが正しく機能しないで放置されていることの方が問題だからだ。
 
ときには「抜く」、「残す」、「満たしきらない」ことも考えて対応していけば、
それに合わせて体調も本来の機能を取り戻したり、より良い変化をしていくものである。