有酸素運動の効果 メモ

 
1. 脳の神経の活性化
・BDNFの産生(brain derived neurotrophic factor; 脳由来神経栄養因子)
 脳の神経ネットワークを拡大する物質。
・ドーパミンの分泌
 やる気、幸福感、運動・学習機能、認知機能などに関与する。
 
中強度以上の運動(汗が流れる程度)を45分~60分を週3回程度。
運動不足の状態であれば、最初は散歩程度から始めていくのでもよい。
 
 
脳の神経は、細胞自体は年齢に合わせて減っていくが、
ネットワークの枝葉自体は伸びていく。とされていることから、
頭は使えば使うほど良くなるし、運動した後には勉強すると良い。
 
それが他の神経と接続することによって、複雑な事を考えたり、
発想を出したり、まとめたりする能力が年齢とともに養われていく。
 
物事がうまくいかない大抵の場合は、睡眠不足やストレスで整っていないことが多い。
運動と睡眠時間7時間以上+朝の散歩(兼日光浴)を取って整えると良い。
 
また、MCI(軽度認知機能障害)の状態であっても、
そうすることで正常な状態に戻ったり、進行を止められることが分かってきている。
リスクも1/2 ~ 1/3程度に減らせる。
 
 
 
2. 認知症の予防・改善
●認知症になりやすいとされる人
①運動不足
②睡眠不足
 アルツハイマー病などでは、アミロイドβタンパク(神経毒性のある物質)が
 脳の中に溜まり、一定以上になると神経細胞を殺してしまう。
③協調性がない
④イライラしやすい
 
 
●認知症になりにくいとされる人
・責任感が強い人