男性の多くは50歳を超えると男性更年期と言って、
テストステロン(男性ホルモン)の値が下がってくると言われる。
その前の年齢からでも、薬に頼らずテストステロンを高める方法を知り、
生活を改善していくことで若々しさを保つことが可能である。
男性更年期は鬱のような症状が出ることもあると言われる。
元気がない、覇気がない、やる気がない、仕事に集中できないなど、
鬱に近いが実際には鬱の治療ではなくホルモン治療を受けることで、
症状が改善していくというような例もあるそうだ。
●対策
①筋トレ
筋トレをするとテストステロンが多く分泌される。
また、運動不足はテストステロン値を下げる原因となる。
本格的なトレーニングでなくとも、例えばスクワット十回~数十回程度の、
やった後に少し疲労感が得られる程度の運動量でもやらないよりはよい。
②睡眠
睡眠不足がテストステロン値を下げる。
運動不足と合わさってしまうと、輪をかけて下がりやすくなってしまう。
そうなると、男性の性機能のなどにも影響を及ぼしてしまう。
③食事
亜鉛は精力を上げる、タンパク質は筋肉を作る。
他、ビタミン特にビタミンB群は、テストステロンを作る上で不可欠な栄養素と言われる。
筋肉量がある程度ないと成長ホルモンやテストステロンが出づらくなる。
食べ物で言えば、牡蠣、豚レバー、牛の赤身肉などに亜鉛やビタミンが多く含まれる。
また、玄米を食べることでマグネシウムやビタミンB群、亜鉛など、
必要な要素のほとんどを取り入れることができる。
玄米はビタミンC以外の栄養素がほとんど入っていると言われる。
これらを逆に言うと、運動不足、睡眠不足、偏食は、
精力や活力が衰えていくことになってしまうので注意をし、
こういったことを普段から習慣づけ、若々しく保つことが必要である。