どの本を読んだらいいかいつも決まらない、を解決するには

 
「読書が好きで、読みたい本もたくさんある。」
しかし、いざとなったら迷ってしまう。
また、「読書の機会がしばらくなかったので、何を読んだらいいだろう。」
と、二の足を踏んでしまう。
 
という時に、迷い続けることがないように控えておいた備忘メモである。
 
 
 
①お気に入りのストーリー、作者の本を読み返す
気に入っているのなら何度読んだってよい。
 
②その時に興味のある本を手にとってみる
・ 今の自分に必要そうなもの
・成長させたいと思っているスキル、分野
・知識を深めたいと思っているジャンル、など。
 
③その時の気持ちに合ったものを選ぶ
・リラックスしたい
・不安を解消したい
・集中力をつけたい
・悩みを解決したい、など。
 
④見開き1ページで完結するもの
区切りをつけやすいので、ちょっとした時間や一日一項目でも取り掛かりやすい。
鞄に一冊入れたり、自分の部屋の取り出しやすいところに置いておくとよい。
 
⑤何か次の行動につながりそうな本
・精神を整えられそうもの
・運動したくなりそうなもの
・気持ちが前向きになりそうなもの、など。
 
⑥今これを読むべきか迷っている物
興味がなくなる前に数ページでも少し目を通してしまう。
合わなければ途中でもやめたらよいし、意外とマッチする場合もある。
新しい環境(学校、会社など)に入る気持ちで読んでみるとよい。
 
⑦積ん読の一番上に乗っている本
「いつか」が今来たと思うとよいだろう。
「今現在まで思っていた『いつか』は今の自分を幸せにしたか」を考えれば、
やはり「いつかは今来た」と考える方が踏ん切りも付くし、時間の節約にもなる。
読んでみて「違うな」と思ったら二番目、三番目と変えていけばとよい。
 
⑧ランキングトップ10から選んでみる
ネット書店などでは、今月の売上ランキングを掲載しているところも多い。
売上が多いということは世の中の人達の多くが興味を持っている事でもあるし、
自分の好きなジャンルとは異なることがほとんどだろうから新鮮だし、
好き嫌いせずにとりあえず読んでみることで今まで知らなかった知識も得られるし、
実は仕事でも趣味でも意外なところで役に立った、ということもある。
 
 
 
●その他
①読みたい本が見つかった時に普段から書き留めておく
タイトル、著者、出版社などを控えておき、
迷った時はそこから探すとよい。
 
②読み切った本は整理しておく
持ちすぎているから迷ってしまうこともある。
 
③自信を持って選ぶ
既に購入して所有している本が対象だが、
どの本であれ過去の自分が選んだものだと自信を持って選ぶとよい。
そうすると、過去の自分が考えていたことを思い出す可能性も高く、
「今はかなり成長しているじゃないか」とまた自信につながることも多い。
 
④迷うのはなぜなのか、思いつく限り書き出してみる
「読みたい本を選ぶことに迷うのはなぜなのか」を書き出してみるとよい。
意外と本来の自分の願望を再発見することも多く、
迷うのは他に原因があることに気づいてだけだったと分かることもある。