他人から頼りにされる人になるのに必要な力とは、「できるだけ正確に予測できる力」である。
専門家というのは、人が分からないことが分かるから、専門家と言われる。
だから専門家である以上は、予測ができないと専門家とは言わない。
専門家が他人から意見を求められるのは「当たるから」話を聞きたいのであり、特に先を読むことが仕事の人にとっては、当たるかどうかがポイントになる。
だから予測が当たらない人はダメであり、予測が当たらない専門家は専門家に値しない。
予測が当たらない人、予測が言えない人の話を聞いても、はっきり言って意味がないのだ。
人から信頼を得るやり方は、とにかく予測を当てること。
当てないと話にならない。
立派な開いてほど「予測はどうですか?」と聞いて、その打率の高い人の意見ほど聞くものである。
予測は「当たるも八卦」などという適当なものではない。
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●参考
※前半※ 【第27回】髙橋洋一ライブチャンネル
7:53頃~
筆者のしている音楽指導では「できるようになること」がメインの目的となることが多いので、この話は経済の話の中の一部分のものでしたが、大変参考になりました。
「ではどうすればよいのか」というところに焦点をあてて学習したり、実際に行動に起こしてみて解決していくことは、分野は違っても基本的に同じかと思います。
現在の自分に必要な言葉に置き換えて読んでみると、身が引き締まるものがあります。