伸びる人の着眼点について メモ

 
 伸びる人はそれなりに独特の着眼点を持っているものである。
 多少周りの人と着眼点や思考の過程が変わっていると言われても、「普通の人とは違う考えだからやめてしまおう」と思わないことだ。
 それは、自分が興味を持ったことを深めていくためにも、まだ気づかない自分の才能を伸ばしていくためにも必要な考え方なのだ。
 
 
 
①結果を出したい、稼ぎたい、などと考えている
 これは自分を成長させるためには不可欠な要素と言えるだろう。
 なぜなら、人間にとって最大のモチベーションにもなるからである。
 「趣味でいいや」、「それなりでいいや」と考えていたら、何年続けたとしてもその領域から脱することはできないものだからだ。
 
 しかし、「自分は一流だ」、「一番を取るんだ」、「全国大会に行くんだ」、「自分の商品を多くの人に使ってもらうんだ」というようなことを思っている人は、前者の人たちよりも短い時間で結果を出せるようになることが多い。
 これは、実際に進めていったときに起こった出来事を、その人なりの視点を持って調べたり研究するからと言えるだろう。
 「なぜそうなのか」、「どうやったらそうなるのか」、「最先端を走っている人はどうやっているのか」、「顧客は何を求めているのか」というように、とめどなく突き詰めているのである。
 
 このように、気持ち一つ持つのと持たないのとを比べれば、持たない方が努力や研究を続けることが難しいということは言うまでもないだろう。
 それは大人でも子供でも同じことである。
 そして何よりも、「どうせ無理」とか「やっても無駄」とか思わずに、「やればできる」と自分を信じてやってみるからこそ成功に近づけるのである。
 
 
 
②自己暗示のように自分に言って聞かせる
 何事も、「できる」、「やれる」、「勝てる」、「自分は強い」と思ってやるからこそ結果に繋がるものである。
 はっきり言って気持ちの問題だが、「その気持ちを自分の意思で作るかどうか」ということが重要なのだ。
 
 最初は「試しに言ってみる」ことさえ恥ずかしいかもしれないだろうが、実際に口にしてみて「未来の自分を少しだけ信じる」ことができるようになるからこそ、気持ちも少しずつ変わるし、脳の働きも実際の行動も変わってくるのだ。
 
 「やる気を出そう」と考える事も大切だが、「その気になってやってみよう」と思って実際に行動してみることも、もっと大切なことなのである。